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採用業務のAI活用実態調査、任せたい1位「日程調整」も実践は0社 bgrass調べ

採用オペレーションAIエージェント「フェアパス」を提供するbgrass株式会社は、採用業務のAI活用について商談した企業118社を対象に実施した「採用組織でのAI活用実態調査2026」の結果を公表しました。

調査によると、AIに任せたい採用業務の1位は「日程調整」(49%)となった一方、実際に日程調整をAIで回している企業は0社であることが分かりました。AIの活用は書類選考やスカウトといった文章作成・要約などの業務に集中しており、複数の人やシステムをまたぐ実行業務は手作業や外部の人手に依存している実態が浮き彫りになっています。

任せたい業務1位は日程調整、進む文章業務とのギャップ

AIに任せたい業務としては、1位の日程調整(49%)に続き、書類選考(40%)、スカウト(30%)が上位に挙がりました。これら上位3業務は、4位以下の業務と比較して約2倍の企業が挙げる結果となっています。

一方で、活用の実態には乖離が見られます。AIの活用状況を確認できた48社のうち67%にあたる32社がすでに採用業務でAIを利用していましたが、その用途はスカウト(14社)、書類選考(13社)、面接評価の入力・記録(12社)の3業務に集中していました。これらは文章を読む・書く・まとめる作業であり、汎用の生成AIを活用しやすい共通点があります。これに対し、要望が最も多かった日程調整をAIで回している企業は0社で、面接官のアサインや内定者フォローも0社にとどまりました。候補者や面接官、採用管理システム(ATS)などをまたぐ調整業務の自動化は進んでいません。

半数の企業が外部の人手に依存、月間応募100件超で依存度上昇

AIに任せたいとされながら自動化が進んでいない業務の多くは、手作業や外部リソースによって処理されています。調査対象のうち約半数にあたる57社が、採用実務の一部をRPO(採用代行)やBPO、派遣、アシスタントなどに委託していました。

月額費用を確認できたRPO・BPO12社における月額の中央値は約40万円でした。また、月間応募数を確認できた79社の中央値は150件、採用担当者数を確認できた85社の中央値は2名となっており、月間応募数が100件を超えると外部の人手に頼る企業の割合が大きく上昇する傾向が見られました。

導入前後は「コスト・社内承認」から「精度・ツール連携」へ課題が変化

AI活用の課題に言及した80社の回答を分析したところ、導入の前後で直面する壁が変化することが明らかになりました。

導入前においては、アシスタントやアルバイトの人件費との比較による「コスト」や「社内の理解・承認」が主な障壁となっています。一方、導入後には「精度・信頼性」への不安や、既存のATSなどとの「ツール連携」、手直しにかかる工数などが上位に挙がりました。AIが判断業務まで担う場合、その結果を人が確認し直す手間が発生し、業務削減につながりにくい状況も生じています。

調査の概要

  • 調査主体:bgrass株式会社(採用オペレーションAIエージェント「フェアパス」運営)
  • 調査対象:採用組織のAI活用について同社と商談した企業118社の採用担当者・人事責任者・経営層
  • 調査期間:2025年9月〜2026年11月
  • 調査方法:商談時のヒアリング内容を企業ごとに分類・集計
  • 対象業務:日程調整、書類選考、スカウトなど中途・新卒採用の実務の12業務

bgrass株式会社の概要

  • 会社名:bgrass株式会社
  • 代表者:代表取締役 咸 多栄
  • 設立:2022年7月
  • 所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目23番地4号桑野ビル2階
  • WEBサイト:https://bgrass.co.jp/

本記事はbgrass株式会社の発表をもとに作成されています。

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