ジンジャー人事労務が監査ログ機能を提供
統合型人事システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社は、「ジンジャー人事労務」において、従業員データベースに対する操作履歴を検索・閲覧・CSV出力できる「監査ログ」機能の提供を開始しました。管理者画面に新設された専用メニューから操作の経緯を一覧で確認できるようになり、内部統制やセキュリティ対応の強化、トラブル発生時の原因究明の迅速化を支援します。また、変更前後の値を並べて確認できる詳細表示機能も、提供開始が予定されています。
監査ログ機能の概要と新設の背景
給与情報や個人情報を含む従業員データベースの運用では、不正操作の抑止や内部統制対応のため操作の追跡性が求められます。一方で、ログデータがシステム内部で取得されていても管理者が一覧で検索・閲覧できる画面がないケースや、自社側で証跡を即座に提示できず監査対応の負荷が高まるといった課題がありました。
今回新設された「監査ログ」メニューにより、期間・操作種別・操作者・対象者で操作履歴を絞り込んで一覧表示し、CSV形式で出力することが可能になりました。これにより、ベンダーへの問い合わせを介さず自ら操作の証跡を確認できるようになり、誤登録の特定や再発防止、監査対応の負担軽減につながります。
画面構成とデータの取り扱い

管理者画面の「よく使うアプリケーション」内に「監査ログ」メニューが新設され、一覧には操作日時、操作種別、操作者、対象者などが表示されます。退職・削除済みの従業員についても、ログ記録時点の社員番号や氏名を保持して表示されるため、対象者の在籍状況に関わらず操作経緯を追跡可能です。
一覧の[詳細]ボタンから確認できる詳細表示では、新規登録・更新・削除の際に変更のあった項目ごとに「変更前」「変更後」の値を2カラムで並べて表示し、閲覧の場合は閲覧された画面(中項目・タブ)の一覧を表示します(詳細表示は11月中、元記事中の一部記載では2026年11月中に提供開始予定とされています)。
なお、今回のログ種別は「従業員管理」(従業員データベースへの操作)に限定されており、アクセス権限はシステム管理者・マスタアカウントに限定されます。蓄積するログデータの保持期間は5年間で、期間を超えたデータは順次削除されます。

統合型システムの特徴と今後の展望
「ジンジャー」は、人事労務、勤怠、給与、人事評価、サーベイなどを1つの人事データベースで管理する統合型人事システムです。従業員データベースへの操作が同一基盤上で行われるため、機能ごとにログ基盤を用意したり複数システムのログを突き合わせたりすることなく、操作の証跡を一元的に記録・提示できる点を特徴としています。
今後は、ログイン・ログアウトの履歴、エクスポート・インポート、マイページ、書類配布、入社処理、ワークフロー、年末調整、人事評価など、他のログ種別への対応拡大が予定されています。さらに、大量データ削除や時間外ログイン、特定IP以外からのアクセスなどを検知するアラート通知機能、操作者のメールアドレスによる検索、カスタムロールへの監査ログ権限付与などの機能拡充も検討が進められます。
会社概要
- 会社名:jinjer株式会社
- 所在地:東京都新宿区西新宿 6-11-3 WeWork Dタワー西新宿
- 代表者:代表取締役社長 CEO 冨永 健
- コーポレートサイト:https://jinjer.co.jp/
本記事はjinjer株式会社の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



