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CognitionとAWSが戦略的協業契約を締結 Devin導入を支援

米国カリフォルニア州に本社を置きスコット・ウーがCEO兼共同創業者を務めるCognitionは2026年9月15日(米国時間)、企業による自律型AIエンジニアの本番環境への導入を支援するため、Amazon Web Services(AWS)と複数年にわたる戦略的協業契約を締結したと発表しました。本契約を通じて、エンジニアが開発や複雑な課題の解決により多くの時間を充てられる環境の実現を目指します。両社の顧客はすでにAWS Marketplaceを通じてDevinを購入できるほか、Devin上で「Agent Toolkit for AWS」を直接利用できます。

CognitionとAWSは、レガシーワークロードのAWSへの移行を加速するとともに、セキュリティおよびエンジニアリングチームに蓄積したバックログの解消を支援します。Devinはコードベースを理解し、対応方針の策定からコード記述、テスト、検出した問題の修正までの一連の作業を自律的に進めることが可能です。

顧客のモダナイゼーションプロジェクトにおいて、Devinが既存システムを分析して挙動を再現し、代替コードの記述とテストを行うことで、従来は数年を要していた期間を数カ月に短縮します。また、顧客はDevin専用のAWS VPCに接続し、移行作業やフレームワークのアップグレード、セキュリティ上の問題の修正に関する複数のDevinセッションを並行して実行できます。

Cognitionのグローバルパートナーシップ担当バイスプレジデントであるアート・レヴィ氏は、企業が使い慣れた信頼性の高いインフラストラクチャ上でエンジニアと自律型AIエージェントが協働できる環境を構築し、長年手を付けられずにいた作業を進められるようになると述べています。

顧客はAWS上に構築されたシングルテナント環境にDevinを導入し、稼働リージョンを選択できます。顧客のデータや組織固有のナレッジは専用VPC内に保持されるため、各社の社内ポリシーや地域ごとのデータレジデンシー要件への対応にも寄与します。

Devinの各セッションはタスクごとに作成され、作業完了後に削除される独立した仮想マシン上で実行されます。さらに監査ログAPIにより、顧客が利用中の監視・コンプライアンスツールと連携して既存のAWS環境と同様の統制を適用できます。

AWSの北米ISV担当ディレクターであるアナスヤ・ストラスナー氏は、安全性の高いグローバルなAWSインフラストラクチャ上で自律型AIを活用し、システム移行の加速や技術的負債の解消を進められると説明しています。

顧客企業における導入事例と成果

Mercedes-Benz社、Echo Global Logistics社、ActiveCampaign社をはじめとする企業でDevinの活用が進んでいます。

Echo Global Logistics社のエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントであるクリスティーナ・ガルシア氏は、コードベースへの理解を深めることからレガシーシステムに残る課題への対応まで、幅広い場面でDevinを活用していると述べています。

モダナイゼーションの事例として、Mercedes-Benz社では20万行を超えるCOBOLコードをDevinで分析し、約8カ月かかると見込まれていた作業を8日間で完了しました。また別のグローバル自動車メーカーでは、2万5,000行に及ぶCOBOLのワークフローをDevinによりメインフレームからAWS Lambdaへ移行し、推定73%のコスト削減を実現しています。

本記事はCognitionの発表をもとに作成。

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