OIKOS、企業協働プログラムTRIASを開始 先行3社を無償募集
NPO法人OIKOSは、大学生がつくる子どもの居場所「ゆーすぽっと」を舞台に、企業の本業を子どもの体験に変える企業協働プログラム「TRIAS(トリアス)」を開始しました。あわせて2026年度は、単発企画パートナーを先行3社に限り無償で募集します(活動経費・材料費は実費)。
同法人が運営する「ゆーすぽっと」は2026年11月現在、首都圏の9拠点で定期開催しており、関西を含む5拠点で立ち上げの準備を進めています。
ゆーすぽっとではこれまでも、企業の協力を得てパン屋さんでの職業体験や田植え・稲刈りなど、日常では触れにくい仕事や自然に触れる機会を設けてきました。


しかし、従来の協働は個別の出会いに依存しており、新しい企業とも同じ質を維持して継続するための型が存在しませんでした。こうした課題を受け、企画の立ち上げから安全な実施、報告までをひとつの仕組みとして整えたものがTRIASです。

ギリシャ語で「三者」を意味するTRIASは、子ども、大学生、企業の三者それぞれに益をもたらすことを目指しています。企業は本業の強み(人、場所、製品、知見)を子どもの体験へと変えて社員が現場に立つ機会とし、子どもは本物に触れる体験や働く大人との出会いを得られます。大学生にとっては、企業とともに企画を設計し、当日の運営までをやり遂げる経験の場となります。
参加の形態と2026年度の先行募集
企業がTRIASに関わる形態としては、以下の3種類が設けられています。
- 物品・場所のご提供(0円):製品、施設、備品などのご提供
- 単発企画パートナー(30万円から):本業を生かした体験企画を大学生と設計・実施(経費・材料費は実費)
- 年間パートナー(100万円から):四半期に1回、年4回の企画で運営を支える

2026年度は、単発企画パートナーについて先行3社に限り無償で実施します(経費・材料費は実費)。企画設計から当日の運営、保険、写真撮影、実施レポートまで通常と同内容で進められ、企業・子ども・大学生が一緒に企画をつくる型を最初の3社とともに構築します。この無償枠は3社に達した時点で終了となります。なお、初回の相談から実施後の報告までは、最短で3か月を要します。
企画の内容は食・農、ものづくり、お金・経済、仕事体験、スポーツ・からだ、季節の行事など、業種を問わず各企業の事業に合わせて設計されます。
代表理事の古川陽登氏は、「寄付や協賛をお願いするのではなく、御社だからこそできることを、子どもと大学生と一緒に形にする」とした上で、まずは先行3社とともにその型をつくっていく意向を示しています。
子どもの居場所「ゆーすぽっと」の概要と実績
ゆーすぽっとは、大学のキャンパスなどで月1〜3回、無料で開かれている子どもの居場所です。子どもたちは大学生とともに、食堂での食事や遊び、宿題、何もしない時間を過ごします。本部が安全管理や保険などの仕組みを整え、各大学における立ち上げから継続までを伴走しています。

これまでの主な実績および概要は以下の通りです。
- これまでに参加した子ども:のべ881名(2026年11月6日時点)
- これまでに参加した大学生:239名(実人数、2026年11月6日時点)
- 運営中の拠点:首都圏の9拠点(2026年11月6日時点)
- 活動を毎月支えるマンスリーサポーター「フィロス」:261名(2026年11月6日時点)
- 受賞歴:ゆーすぽっとが2026年度グッドデザイン・ニューホープ賞 仕組みのデザイン部門を受賞

組織概要

- 団体名:NPO法人OIKOS
- 本部:東京都杉並区
- 代表者:代表理事 古川 陽登
- 設立:2026年5月
- HP:https://www.npo-oikos.com/
本記事はNPO法人OIKOSの発表をもとに作成されています。
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