中国銀行が創出のJ-クレジット450t-CO2をSBT認定の地域企業5社が購入へ
中国銀行は、「ちゅうぎんカーボンクレジットクラブ」で創出した太陽光発電由来のJ-クレジット合計450t-CO2を、同行の「ちゅうぎん脱炭素コンサルティング」を通じてSBT認定を取得した企業5社が購入することを明らかにしました。地域におけるCO2削減活動から生み出された環境価値を、地域企業の脱炭素経営につなげる取組みです。同行では、購入企業との記念式典の開催に向けて調整を進めています。
取組みの背景と環境価値の地域内循環
今回のJ-クレジット購入企業5社は、中国銀行の支援を通じて温室効果ガス排出量の算定や削減目標の設定をおこない、SBT(Science Based Targets:パリ協定と科学的に整合した、企業の温室効果ガスの削減目標)認定を取得しています。今回の購入は認定取得をゴールとせず、自社の温室効果ガス排出削減を進めながら追加的な脱炭素活動を支援する取組みと位置づけられています。
本取組みでは、一般家庭や事業所の太陽光発電によるCO2削減量を束ねてJ-クレジットとして見える化し、5社が購入します。販売収益の一部を創出会員へ還元することにより、環境価値と資金を地域内で循環させ、さらなる脱炭素の取組みを後押しすることを目指しています。なお、J-クレジットの購入は各社が自ら実施する温室効果ガス排出量の削減施策を補完する取組みの一環であり、クレジットの購入のみをもってSBT目標を達成するものではないとされています。
購入企業の一覧
J-クレジットを購入する企業は以下の5社です(五十音順、敬称略)。
- 株式会社五実興産(所在地:兵庫県赤穂市、代表取締役 司波 尚俊)
- 三和紙工株式会社(所在地:愛媛県四国中央市、代表取締役 安賀 淳)
- 大松精機株式会社(所在地:岡山県倉敷市、代表取締役 松永 光弘)
- 株式会社山全(所在地:徳島県三好市、代表取締役 牛尾 研太)
- ユタカ電装工業株式会社(所在地:香川県高松市、代表取締役 坂東 和良)
購入するJ-クレジットの概要
対象となるクレジットの詳細は以下の通りです。
- プロジェクト名称:中国銀行の営業エリア内の一般家庭および全国の事業所における太陽光発電設備の導入によるCO2排出削減事業
- プロジェクト実施者:株式会社中国銀行
- 認証クレジット量:913t-CO2
- 5社の合計購入数量:450t-CO2
- 活用目的:SBT認定後の脱炭素経営を補完する取組みの一環
記念式典の開催と今後の展開
中国銀行は、本取組みを広く発信し地域企業における脱炭素経営への関心を高めるため、購入企業との記念式典の開催に向けて調整を進めています。式典では、J-クレジット購入証明書等の贈呈および記念撮影などが予定されています。
同行は今後について、温室効果ガス排出量算定から削減施策の実行まで一貫して支援するとともに、環境価値の地域内循環を促進し、地域企業の持続的成長とカーボンニュートラルの実現に貢献していく姿勢を示しています。
本記事は株式会社中国銀行の発表をもとに作成されています。
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