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スマートラウンド、JPX総研から出資受け入れと連携に向けた覚書を締結

スタートアップ向けデータ作成・共有プラットフォームなどを手がける株式会社スマートラウンドは、日本取引所グループの子会社である株式会社JPX総研から出資を受けました。

あわせて両社は、非上場株式の流通・流動性向上、データ基盤と市場インフラの連携、スタートアップとその株主・投資家への情報提供という3つのテーマで連携を検討することについて覚書を締結しました。非上場から上場までを一体の市場として捉え、その接続の検討を共同で進めるとしています。

今回の出資はプレ・シリーズCラウンドとして実施されました。JPX総研がスマートラウンドの発行する新株予約権を引き受けるとともに、既存株主からの株式譲受け(セカンダリー取引)を併せて行う形をとっています。既存株主からの株式譲受は、スマートラウンドが自社の資本政策の一環として、既存株主の合意のもとで実施したものです。

あわせて締結された覚書は今後の協議の方向性を確認するもので、両社は連携の具体化に向けた協議を進めていくとしています。

3つのテーマで連携を検討

両社は今後、以下の3つのテーマを中心に協議を行う方針です。

  1. 非上場株式の流通・流動性向上に関する取組みにおける連携

非上場株式の流通環境の整備に向け、グループ会社による非上場株式のセカンダリー取引の支援を含め、スマートラウンドグループのサービスとJPXグループの知見・ネットワークを踏まえた連携のあり方を協議します。

  1. サービス機能・データ基盤と市場インフラ・情報サービスとの連携

スマートラウンドグループが提供するサービスの機能およびデータ基盤(統計化された非上場企業の資本政策等に関するものを含む)と、JPXグループが運営・提供する市場インフラや情報サービスとの連携を協議します。

  1. スタートアップおよびその株主・投資家に向けた情報提供、サービスの相互紹介その他の連携施策

スタートアップとその株主・投資家に向けた情報提供や、両社サービスの相互紹介など、エコシステム全体に資する連携施策を協議します。

背景と両社の狙い

東証グロース市場の改革などを背景に非上場のまま成長を続けるスタートアップが増加しており、初期に出資したVCや役職員が保有する株式の流動化ニーズや、上場準備から上場後までを支えるデータ基盤へのニーズが顕在化しています。こうした状況に対し、非上場段階のデータ整備やセカンダリーマーケット創出、上場市場へのシームレスな接続が必要であるとして、協力して取り組むに至ったとしています。

株式会社JPX総研の取締役 常務執行役員(フロンティア戦略担当)である平野剛氏は、「今回の出資と覚書の締結を機に、スマートラウンドとともに、非上場段階から上場後まで、より多くのスタートアップが持続的に成長できる市場の実現に貢献してまいります」とコメントしています。

また、株式会社スマートラウンド代表取締役の砂川大氏は、非上場市場のデータ基盤を上場市場のインフラであるJPXグループと接続し、スムーズなIPOプロセスの実現も視野に入れていると言及し、市場環境づくりを通じてスタートアップ・エコシステムの発展に貢献する意向を示しています。

関連会社概要

【株式会社スマートラウンド】

  • 所在地:東京都千代田区丸の内1丁目6−5 丸の内北口ビルディング9F
  • 設立日:2018年5月30日
  • 代表者:代表取締役 砂川大
  • コーポレートサイト:https://jp.smartround.com/corporate

【スマートラウンド証券株式会社】

  • 所在地:東京都千代田区大手町1丁目6−1
  • 代表者:代表取締役社長 加納拓也
  • 登録番号:関東財務局長(金商)第3539号/加入協会:日本証券業協会
  • コーポレートサイト:https://www.smartround-sec.com/

【株式会社JPX総研】

  • 所在地:〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町7-1 KABUTO ONE 9・10階
  • 設立日:2021年12月1日
  • 代表者:代表取締役社長 二木 聡
  • 資本金:10億円
  • Webサイト:https://www.jpx.co.jp/corporate/about-jpx/profile/06.html

本記事は株式会社スマートラウンドの発表をもとに作成されています。

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