佐渡島プロジェクトにフラー創業者の渋谷修太氏が参画 両津やまきホテル再生へ
株式会社ファンドクラウドホールディングスが手がける「佐渡島プロジェクト」に、フラー株式会社の創業者である渋谷修太氏が2026年10月1日より参画した。本プロジェクトは、新潟県佐渡島に位置する「両津やまきホテル」の土地建物を取得し、地域資産の再構築を図る取り組みだ。施設を改装し、2028年の開業を目指して計画が進められている。
両津やまきホテルの歴史とプロジェクトの背景

両津やまきホテルは、両津港からほど近く、長年にわたり佐渡観光の玄関口として多くの旅行者を迎えてきた老舗ホテルだ。全盛期には観光バスが立ち並び、宴会や温泉、海景を楽しむ島のシンボルとして親しまれていたが、観光スタイルの変化や施設の老朽化により営業を終了していた。
東京都新宿区に本社を置く株式会社ファンドクラウドホールディングスは、「ファイナンスと若い力で地域資産を再構築する」をテーマに掲げている。単なる不動産再生にとどまらず、行政、民間、クリエイター、地域住民と共創しながら、唯一無二の体験価値を生み出すことを目指して「佐渡島プロジェクト」を推進している。
新たな宿泊体験の創出構想
本プロジェクトでは、佐渡の自然・文化・食などの地域資源を活かし、「泊まる」その先にある“心を整える旅”を提供する新たな宿泊体験の創出が構想されている。資金調達から企画、開発、運営、PRまで、各分野のパートナーと共創してワンストップでプロデュースできる強みを活かす方針だ。
同社は今後も、佐渡島をはじめとする日本各地で、“地域資産の再構築”を通じた持続可能な観光と投資の新しいかたちを提案していくとしている。
佐渡島出身である渋谷修太氏は、両津やまきホテルが実家から徒歩数分の距離にあり、かつて父親が働いていた場所であったと明かしている。「私が本プロジェクトに関わることで、両津やまきホテルのこれまでのストーリーや歴史をしっかりと紡ぐことができたらと考えています」とコメントし、培ってきた経験やネットワークを最大限活用して、両津エリアや佐渡島、ひいては新潟県全体の活性化につなげたい意向を示した。
また、株式会社ファンドクラウドホールディングス代表取締役の中澤 晴彦氏は、今回の取り組みについて、老朽化した建物のリノベーションにとどまらず地域が積み重ねてきた時間と記憶を次世代につなぐプロジェクトであるとし、「このホテルそのものが目的地になる」ような唯一無二の存在をつくり上げたいとしている。
プロジェクトの概要および渋谷修太氏の経歴、同社の会社概要は以下の通り。
プロジェクト概要
- 所在地:新潟県佐渡市秋津66
- 事業内容:ホテルの改装(宿泊、温泉、飲食、地域交流拠点の複合化構想)
- 工事着手時期:2026年春以降を想定
- 開業時期:2028年予定
- 特徴:佐渡島が持つ豊かな自然や文化、食や歴史などの地域資源を存分に生かし、「この島に滞在する意義」をアップデートする唯一無二の滞在価値を創出
- 地域連携:佐渡市や新潟県、パートナー企業と共創しながら地方創生モデルを展開
渋谷修太氏の経歴
- 1988年生。新潟県佐渡市出身。長岡高専卒業後、筑波大学へ編入学。グリー株式会社を経て、2011年にフラー株式会社を創業。
- 2016年、Forbesにより「Forbes 30 Under 30 Asia」に選出。
- 2020年、新潟へUターン移住し、新潟ベンチャー協会代表理事、長岡高専客員教授に就任。
- 2021年、EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン受賞。
- 2022年、一般財団法人高専人会代表理事に就任。
- 2025年7月24日、新潟県企業として初の東証グロース市場に上場。
- 2026年9月、フラー株式会社の取締役を退任し渡米。現在はスタンフォード大学客員研究員。著書に『友達経営』。
株式会社ファンドクラウドホールディングス 会社概要
- 代表者:代表取締役 中澤 晴彦
- 所在地:東京都新宿区
- 事業内容:金融事業、不動産関連事業、ホテル・旅館開発/再生業、小規模宿泊事業
- 公式サイト:https://fundcloudhd.com/
本記事は株式会社ファンドクラウドホールディングスの発表をもとに作成されています。
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