エムクラス、経営移行期を支える組織支援「PRIME SHIFT」を11月5日提供開始へ
株式会社エムクラスは2026年11月5日より、経営体制の移行期を人選から着任後の組織づくりまで一体で支援する組織コンサルティングプログラム「PRIME SHIFT(プライムシフト)」の提供を開始します。九州大学ビジネス・スクール 碇研究室との共同研究と実務知に基づく「失敗の研究」をもとに、事業承継やM&A、IPOといった経営の転換期における課題解決を目指します。
同社は代表取締役を務める村上しほりのもと、事業承継やM&A・PMI、IPO、CxO登用などにおける組織の移行設計を支援しています。
約半数の企業で就任2年以内の役員離脱を経験


プログラム提供の背景には、経営幹部の登用における課題があります。株式会社エムクラスと九州大学ビジネス・スクール 碇研究室が2026年3月に共同で実施した経営幹部登用の実態調査(128社対象、2026年9月公表)によると、過去5年間に登用した役員について、就任後2年以内の「解雇・勧告・任期満了(再任されず)」を1名以上経験した企業の割合は、内部昇進で50.4%、外部採用で45.7%にのぼりました。この数値は役員個人の退出率や登用の失敗率を示すものではありませんが、社内外を問わず多くの企業が直面している実態が明らかになっています。
また、同調査で期待した成果に届かなかった要因を尋ねたところ、「能力・経験のミスマッチ」(50.8%)が最多となり、「周囲との信頼関係構築が不十分」(28.9%)、「期待される役割の定義が不明確」(28.1%)、「組織文化への適応」(24.2%)が続きました。さらに、登用後の伴走支援がない企業も53.9%を占めています。
経営転換期の増加と承継支援の必要性
経営の転換点は増加傾向にあります。東京商工リサーチの調査によると、2025年の休廃業・解散は67,210件で過去最多を更新し、約3社に1社で社長が70代以上となっています。レコフデータのまとめでは、2025年のM&Aも5,115件と過去最多を記録しました。帝国データバンクの調査では、2025年に代表者が交代した企業において、内部昇格(36.1%)が同族承継(32.3%)を上回る結果(いずれも速報値)が出ています。
こうした環境のなか、株式や資産の承継だけでなく、経営そのものの承継や登用後の支援体制を仕組みとして整える重要性が高まっています。
人材の見極めから組織づくりまでを担う3つの構成
PRIME SHIFTは、経営の転換期に生じる課題に対し、以下の3つの支援を一体で設計して提供します。
- PRIME JUDGE(見立てる):経営者らへのヒアリングを通じて期待する役割や登用基準を定め、国際基準の経営人材評価モデルとディープインタビューによって組織適合性やリスクを予測・評価します。
- PRIME BRIDGE(立ち上げる):エグゼクティブコーチングによる自己変革と関係者への働きかけを両輪とし、周囲からのフィードバックを取り入れながら行動の変化を成果につなげます。
- PRIME TEAMING(活躍させる):経営陣の一体感向上やミドル層の強化、幹部研修などを通じ、経営陣や幹部層が互いの強みを理解して協働できるチームを構築します。
同プログラムは経営層のほか、取引先や投資先を支援する金融機関、士業、ファンド、M&A支援機関からの相談も受け付けるとしています。
株式会社エムクラスの概要
- 会社名:株式会社エムクラス
- 代表取締役:村上しほり
- 設立:2020年11月
- 所在地:東京都港区北青山3-6-7青山パラシオタワー11階
- URL:https://m-class.co.jp/
本記事は株式会社エムクラスの発表をもとに作成しました。
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