オプティムが新宿区にAIチャットボットOPTiM AIRESの提供を開始
株式会社オプティムは、東京都新宿区に向けて、AIエージェント型チャットボット「OPTiM AIRES」を活用した区民向け総合案内用AIチャットボットの提供を2026年9月より開始しました。本システムは新宿区公式Webサイト約2万ページの情報を学習し、区の手続きや制度に関する問い合わせへ24時間365日会話形式で自動応答します。日本語のほか全9か国語に対応し、多様なニーズに応える情報提供を行います。
導入の背景と多言語対応の特長
新宿区ではこれまでも24時間365日対応のチャットボットを行政サービスの情報提供に運用していましたが、区民ニーズの多様化や複雑化に伴い、より迅速で的確な情報提供や利便性の向上、職員の業務負担軽減が求められていました。これを受け、新宿区が実施した「次期新宿区総合案内用AIチャットボット構築・運用保守業務委託」の受託者としてオプティムが選定され、2026年4月よりシステムの構築と運用準備が進められていました。
従来のチャットボットがあらかじめ登録したQ&Aをもとに回答を提示する仕組みであったのに対し、今回導入されたシステムは新宿区公式サイト約2万ページの情報を活用し、幅広い行政情報への対応を可能にしています。

主な特長は以下の通りです。
- クローリングの定期実行により、チャットボットのメンテナンスが不要
- シナリオ選択ではなく、自然な文章による問い合わせに対応
- 日本語に加え、中国語(簡体字・繁体字)、英語、フィリピン語、インドネシア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語の9か国語に対応
- 回答とあわせて参照情報を表示し、回答根拠を確認可能
独自特許技術の活用による精度向上
OPTiM AIRESには、マルチテナント型AIチャットボットサービスにおいて誤った回答を避け、高精度な回答を行うための技術が活用されています。利用企業や利用自治体ごとに参照可能な情報源を制御し、該当の情報源のみで生成AIに回答を生成させるオプティムの特許技術(特許第7847403号)が採用されています。
今後の運用改善とWebサイト改善への展開
オプティムは運用の開始後も新宿区区政情報課広聴係と連携し、利用状況や区民からのフィードバックを踏まえた回答精度と利便性の向上に取り組みます。
具体的には、問い合わせ履歴の分析機能や回答評価機能を活用して区民の質問やニーズを把握し、回答内容の改善を進めます。さらに、チャットボットの利用状況から得られる知見を新宿区公式サイトの改善にも活用し、区民が必要な情報へ迅速にアクセスできる環境づくりを支援していく方針です。
株式会社オプティムの概要
- 商号: 株式会社オプティム
- 代表者: 菅谷 俊二
- 設立: 2000年6月
- 資本金: 445百万円
- 上場市場: 東京証券取引所プライム市場(証券コード: 3694)
- 東京本社所在地: 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 18階
- 事業内容: AX事業、アグリテック事業
本記事は株式会社オプティムの発表をもとに作成。
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