HPの次期CEOに元GSKのエマ・ウォームズリー氏が就任へ
カリフォルニア州パロアルトに本社を置くHP Inc.は、2027年1月4日付でエマ・ウォームズリー氏を最高経営責任者(CEO)に任命することを全会一致で決定したと発表しました。ウォームズリー氏は、2026年2月から暫定CEOを務めているブルース・ブルサード氏の後任となります。また、現職のチップ・バーグ氏の後任として、ブルサード氏が同日付で取締役会長に就任する予定です。
新CEO就任と役員人事の背景
HPの取締役会によって選任されたエマ・ウォームズリー氏は、直近までGSKのCEOを務めたほか、Microsoftの取締役を7年間務めた経歴を持ちます。2027年1月4日には、2026年2月より暫定CEOを務めてきたブルース・ブルサード氏からCEOの職務を引き継ぎます。
あわせて取締役会長の人事も行われ、ブルサード氏が2027年1月4日付で新たな会長に就くことが決定しました。2015年から取締役を務め、2017年から取締役会長を務めているチップ・バーグ氏は、ブルサード氏の就任まで引き続き会長を務めます。
経営陣のコメント
暫定CEOを務めるブルース・ブルサード氏は、テクノロジーの転換点においてウォームズリー氏が持つ大規模組織の統率力や変革の実績を評価し、AIの活用がPCなどのデバイスへと広がる中で好機を捉える役割を担うと説明しています。また、次期CEOに決定したウォームズリー氏は、AI時代の力を活用し、創造性とイノベーションを通じて持続的な価値を提供することに注力していく姿勢を示しました。
取締役会長のチップ・バーグ氏は、世界規模で進めた人選プロセスの結果として今回の任命に至ったとし、ウォームズリー氏のリーダーシップ経験や戦略的思考を評価しました。さらに、暫定CEOとしてプロセスを主導したブルサード氏に対しても謝意を表し、会長就任後も経営の継続性を確保する助言に期待を寄せています。
ウォームズリー氏は、2010年にGSKに入社し、2015年にGSKコンシューマー・ヘルスケアのCEOに就任しました。その後、2017年4月から2025年12月まで約9年間にわたりGSKのグループCEOを務めました。在任中はスペシャリティ医薬品とワクチンへのフォーカスや研究開発パイプラインの再活性化、コンシューマー・ヘルスケア事業の分割などを主導しました。GSK入社前は、ロレアルに17年間勤務し、世界規模の主要な消費者向け事業に携わっています。
HP Inc. 概要
- 本社所在地:カリフォルニア州パロアルト
- 展開地域:180カ国以上
- 上場市場:ニューヨーク証券取引所(ティッカーシンボル:HPQ)
- 事業内容:AI搭載デバイス、ソフトウェア、サービス、サブスクリプションの提供
本記事はHP Inc.の発表をもとに作成されました。
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