UiPathがプラットフォーム強化と機能アップデートを発表
UiPath株式会社は、UiPath Platform™全体にわたる機能アップデートおよびプラットフォームの強化を発表しました。今回のアップデートにより、ガバナンス、データ、接続性、および導入にわたる制御プレーンが強化され、エージェントやプロセス、ワークフローが企業の設定した範囲内に収まるよう支援します。
開発とテストを迅速化するエージェント機能
2026年5月に発表され、UiPath Platformで一般提供を開始しているUiPath Coding Agentsにより、自動化の発見や構築、最適化が可能になります。UiPath Coding Agentsのほか、Claude Code、Cursor、Codex、Antigravityなどのサポート対象エージェントを利用でき、手動でのAPI検索を行わずにログイン済みのライブセッションに対して自然言語でリクエストできます。
また、エンタープライズ向けの生産性向上エージェントであるUiPath Delegateは、ソフトウェアテスト関連の運用業務を含む事務作業やタスクをユーザーに代わって実行します。テスターの操作や記録セッションから反復可能なワークフローを保存し、オンデマンドやスケジュール、定義されたトリガーに基づいて実行できます。なお、判断や戦略、品質に関する決定、最終承認の主導権はテスト担当者が保持します。
さらに、コーディングエージェントの機能はUiPath IXPにも拡張され、ドキュメント抽出プロジェクトにおける手動の設定作業を自動化します。
プロセスの構築や実行におけるデータの安全性とガバナンスを確保するため、UiPath Integration Serviceには以下の4つの機能が追加されました。
- Database Hub:カスタムコードを記述せずにSQL Server、Oracle、Databricksなどのシステムへの読み取りや書き込みが可能
- Relay:クラウド上の自動化とオンプレミスおよび現場のシステムを連携
- サードパーティの資格情報ストア:コネクション作成時に認証情報を重複登録せず、既存のエンタープライズ認証情報を利用可能
- MCPコネクタ:互換性のある任意のMCPサーバーからネイティブなアクティビティとしてツールを呼び出し可能
あわせて、UiPath Data Fabricにより、分散した企業データをガバナンスの効いた再利用可能なコンテキストへ変換します。フェデレーテッドエンティティにより、基盤データを複製することなくSalesforceやSAPなどの外部ソースへのゼロコピー接続を実現します。
大規模な運用に対応するガバナンス機能
自律的な作業が増加するAIに対し、モデルやアクション、データ、権限を企業の境界内に保つための制御機能が導入されました。エージェント、ロボット、人を問わず、同じルールに従う単一のポリシーフレームワークが適用されます。
- モデルハブ:モデルの使用状況や実行場所、ルーティングを一元的に把握
- 稼働時チェッカー:エージェントの構築時および実行中に、定義されたポリシーに基づいて挙動を継続検証
- LLM-as-Judgeガードレール:出力結果をカスタム基準に基づいて評価
- コンプライアンスパック:規制基準および内部基準を追跡可能な統制項目に反映
- 認証およびアクセスポリシー:特定のモデル、ツール、リソースへのアクセスを管理
Linux環境への対応
UiPath Automation SuiteがLinux環境に対応し、UiPath PlatformのエージェンティックAIのフルスタックが利用可能になりました。これにより、厳しい規制やデータ主権、セキュリティ要件を持つ組織においても、データの処理場所やポリシー適用に関する制御と可視性を確保し、自社のインフラストラクチャ内で環境を管理できるようになります。
UiPath株式会社について
UiPath株式会社の概要は以下の通りです。
- 本社:東京都千代田区
- 会長CEO:長谷川 康一
- URL:www.uipath.com/ja
本記事はUiPath株式会社の発表をもとに作成しました。
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