Linux Foundation、無料のオープンソースライセンス基礎コースを日本語で提供開始
Linux Foundationの教育・認定部門であるLinux Foundation Educationは、2026年11月6日、無料オンラインコース「ソフトウェア開発者向け オープンソースライセンス基礎 (LFC191-JP)」の提供を開始しました。これまで英語で提供されてきたコースを日本語で受講できるようにしたものです。
本コースは、ソフトウェア開発者やソフトウェアの提供に関わる人を対象に、コードへの著作権やライセンスの記載に関する重要性や具体的な記載方法を解説します。
本コースは、オープンソースの利用や貢献に伴う権利と責任に関する基礎知識を身につける入門コースとして設計されています。学習形式は約2時間のセルフペース形式となっており、要点を効率的に学ぶことができます。
内容は、著作権とライセンスに関する記載方法の解説を通じて曖昧さやトラブルの発生を防ぐ知識を提供するほか、ライセンスの種類の概要や外部プロジェクトへのコード提供の仕組みについても扱います。修了すると、コードに著作権・ライセンス情報を記載する重要性の理解、効率的な記載方法の習得、プロジェクトへコードを提供する際の手順の理解といったスキルが身につくとしています。修了者には、履歴書やプロフィールに追加できるデジタル バッジが贈られます。
専門家が講師を担当
講師は、Linux Foundationでディペンダブル エンベデッド システム担当バイスプレジデントを務めるKate Stewart氏と、法務・政策担当バイスプレジデントを務めるSteve Winslow氏が担当します。
Kate Stewart氏はSPDXの創設者の一人で、仕様コーディネーターを務めるほか、NTIA SBOMのフォーマットとツールに関するワーキンググループの共同リーダーでもあります。ELISAやZephyr Projectをはじめとするプロジェクトを立ち上げ、組み込みプロジェクトの支援に取り組んできた経歴を持ちます。
Steve Winslow氏は、Linux Foundationのライセンススキャンおよび分析支援プログラムを運営し、オープンソースプロジェクトに対してライセンスに関するアドバイスを行っています。SPDXリーガルチームの共同リーダーであり、FOSSologyやCommunity Data License Agreement (CDLA) などのプロジェクトに関与しているほか、商標プログラムの管理や法務、政策、ガバナンス事項の支援も行っています。
提供されている日本語対応の無料オンラインコース
Linux Foundation Educationでは、基礎技術や需要の高い技術に関する無料オンラインコースを展開しており、日本語で受講可能なコースとして以下のプログラムも提供されています。
- Linux入門 (LFS101-JP)
- Kubernetes入門 (LFS158-JP)
- セキュアソフトウェア開発 (LFD121-JP)
- Linuxカーネル開発 初心者向けガイド (LFD103-JP)
これらの基礎コースから、上位のトレーニングコースや認定試験へと学習をつなげることができるプログラム構成となっています。
本記事はLinux Foundation Educationの発表をもとに作成しました。
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