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東京藝術大学がメドレー取締役の竹内真氏よりヴィオラ10挺などの寄贈を受ける

国立大学法人東京藝術大学は、株式会社メドレー 取締役の竹内真氏より、ヴィオラ10挺、弓10張、楽器ケース10個の寄贈を受けたことを発表しました。この寄贈は、本年7月にアップライトピアノ35台を寄贈した高橋隆史氏からの紹介をきっかけに実現したものです。

所有楽器の経年劣化と不足の課題

東京藝術大学が所有するヴィオラは購入後40~50年が経過しており、経年劣化が進んでいました。ヴァイオリン専攻の学生・生徒は定期演奏会や室内楽の授業などでヴィオラへ持ち替えて演奏する機会が多く、特に音楽学部附属音楽高等学校においては生徒の身体の大きさや腕の長さに適したサイズを揃える必要があり、貸出用のヴィオラの在庫が非常に逼迫している状況にありました。

個人での弦楽器奏者支援活動を背景とした寄贈の実現

寄贈した竹内氏は、普段より楽器店とのコラボレーションを通じ、10代〜30代の若手弦楽器奏者(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)を対象に、次なるステージへステップアップするための楽器を貸与する支援活動に個人として取り組んでいます。竹内氏が学内を視察し弦楽器教員へのヒアリングを行ったことで、大学が抱える課題と若手育成への思いが重なり、楽器更新事業への寄贈に至りました。

関係者のコメント

竹内氏は「私自身、学生時代に経済的な事情から挑戦の機会を諦めざるを得なかった原体験があり、若者の可能性が環境によって制限されるべきではないという思いを強く持っています」と語り、現場の課題を理解した上で寄贈を決意したと述べています。

日比野克彦学長は寄贈への感謝を述べるとともに、支援の輪が広がっていることへの心強さを示し、寄贈された楽器を若き芸術家の育成に向けて大切に活用する方針を示しました。また、福中冬子音楽学部長は、予算上の制約から対応が遅れていた持ち替え用楽器の整備において、竹内氏自身が吟味して選んだ楽器を活用し、学生が演奏経験を積んでいくことへの期待を語りました。

本件に関する問い合わせ先

  • 窓口: 東京藝術大学基金室 神永
  • 電話: 050-5525-2464
  • E-mail: geidaifund@ml.geidai.ac.jp

本記事は国立大学法人東京藝術大学の発表をもとに作成されています。

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