軽貨物業務管理のCarryNoteが独立会社を設立 運営を引き継ぎへ
軽貨物ドライバー向け業務管理サービス「CarryNote」の運営会社として、キャリーノート株式会社が2026年9月7日に設立されました。これまで同サービスを提供してきた株式会社エフワークスから運営を引き継ぐ形となります。

法人向けサービス「CarryNote Plus」はすでに新会社で提供を開始しており、iOS・Android向けアプリもストアでの移管準備が整い次第、順次引き継がれる予定です。
独立運営会社を設立した背景と目的
貨物軽自動車運送事業において業務記録(日報)の作成や保存が義務化された際、株式会社エフワークスがパートナードライバーに聞き取りを行ったところ、義務化の認知は4割以下、実際に日報をつけていたのは2割以下にとどまっていました。この状況を背景に、無理なく日報作成を続けられる仕組みとして「CarryNote」が開発されました。

一方で、株式会社エフワークス自身も運送事業を展開しているため、同社が運営を続けると利用者の取引情報が運送事業者にとって有益な情報となり得るという利益相反の懸念がありました。
こうした懸念を解消するため、運送事業から独立した運営主体としてキャリーノート株式会社が設立されました。利用者の情報は新会社が管理し、株式会社エフワークスの運送事業には利用されません。同社への業務委託を行う場合でも、契約により目的外利用を禁止し、取り扱う情報を必要最小限の範囲に限定するとしています。
キャリーノート株式会社は、株式会社エフワークスと戦略的パートナー契約を締結しました。同契約に基づき、株式会社エフワークスはサービス改善に向けた現場の意見提供や、今後提供が予定されている荷主企業向けサービスにおける営業活動および一部オペレーション業務の受託を行う予定です。
なお、同契約のもとでも「CarryNote」の運営における独立性と中立性は維持されるとしています。
「CarryNote」は、軽貨物運送を手がける個人事業主ドライバー向けの業務管理アプリです。チャット形式の質問に回答することで、日々の業務記録、日報作成、売上や経費の管理をスマートフォン上で完結できます。最新のアップデートでは、取引先との連携や業務連絡チャットなどの機能も追加されました。
個人事業主向けアプリ(iOS/Android)は登録無料で基本機能を利用でき、記録数の上限を解除する月額プラン(800円・税込、対象者は初回1か月無料)も用意されています。また、法人向け「CarryNote Plus」では、所属ドライバーの日報保管や案件の指示、請求書・支払通知書の管理画面などを提供しています。
既存のアプリ利用者は移管前後を通じてそのまま利用可能で、アカウントや契約、データは引き継がれるため手続きは不要です。移管日は確定し次第、アプリ内やサービスサイトで案内される予定となっています。
会社概要
- 社名:キャリーノート株式会社
- 所在地:東京都墨田区両国3丁目25番8号 MIDPOINT両国9階
- 代表者:代表取締役 渕上 諒
- 設立:2026年9月7日
- 資本金:500万円
- 事業内容:軽貨物ドライバー向け業務管理サービス「CarryNote」「CarryNote Plus」の開発・運営
- URL:https://carrynote.co.jp/
本記事はキャリーノート株式会社の発表をもとに作成されています。
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