EIZOの3D遠隔操作システム等を大林組が採用 能登の国道復旧工事で無人化施工
EIZO株式会社の「3D映像の遠隔操作システム」および「超高感度カメラを活用した広域俯瞰システム」が、株式会社大林組に採用されました。株式会社大林組は、2026年7月から9月にかけて石川県輪島市で実施した国道249号の本復旧工事において、同システムを活用した無人化施工を行いました。
能登半島地震および奥能登豪雨により土砂崩れや陥没などの被害を受けた現場において、仮復旧した道路の横に新たな道路を建設する作業で導入されています。
導入の背景と現場の課題
建設機械の遠隔操作においては、従来の2D映像では奥行きや距離感を把握しづらいという課題がありました。
また、遠隔操作に必要なカメラ映像を現場から建屋へ安定して伝送することや、建屋内から現場全体の稼働状況を確認できる環境づくりが求められていました。
3D映像を活用した遠隔操作の成果
現場では、国土交通省能登復興事務所が発注し、大林組・宮地組地域維持型建設共同企業体が施工を担当しました。油圧ショベル(バックホウ)を現場近くの遠隔操作室内からEIZOの3Dモニターを用いて操作し、盛土に使う土砂を土壌改良機(リテラ)の排出口からすくい上げてダンプカーに積み込む作業が実施されました。
従来の2D映像による遠隔操作では、複数視点のカメラ映像を同時に確認しながら操作する必要がありましたが、3D映像により搭乗施工に近い奥行感を再現することで、オペレータが1つの映像に集中して操作できる環境を整えました。
導入によって得られた主な効果


導入後の効果として、以下の点が挙げられています。
- 3Dモニターの自然な立体表示で距離感を把握しやすくなり、作業効率が向上
- 高圧縮・低遅延の映像伝送により、安全な遠隔操作を実現
- 35倍ズーム対応の超高感度カメラにより、現場の隅々まで遠隔で確認可能に
発表企業および問い合わせ先について
石川県白山市に本社を置くEIZO株式会社(代表取締役社長:恵比寿 正樹)は、Webサイトで導入事例の詳細を公開しています。
- 導入事例本文:https://www.eizo.co.jp/solutions/solution/id/obayashi/
- Webサイト:https://www.eizo.co.jp
- 問い合わせ先:EIZO株式会社 V&S EVS事業推進部(TEL:03-5764-3401)
本記事はEIZO株式会社の発表をもとに作成されています。
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