TUTTI INDUSTRIES、自作コントローラー電子工作キットを限定50セットで発売
未来創造拠点「100BANCH」で活動する「TUTTI INDUSTRIES」プロジェクトは、電子工作を初めて学ぶ中学生以上を対象とした「ツッチーコントローラーキットMARKⅠ」を、2026年11月2日にスイッチサイエンスで発売しました。
本製品は、はんだ付けを行いながらゲームコントローラーを完成させ、PCゲームで実際に使用できる電子工作キットです。完成後もセンサーや無線モジュールを追加(※別途購入)することで測定器やラジコン、ロボットなどへ発展させることができ、「作って終わり」ではなく学びを積み重ねながら育てられることをコンセプトに開発されました。
PCゲームで遊べる自作コントローラー
「ツッチーコントローラーキットMARKⅠ」は、電子工作初心者でも取り組みやすい構成を採用したPC対応USBゲームコントローラーです。ジョイスティックや押しボタンなどの基本操作を搭載し、はんだ付けを基礎から体験できます。

ケースまで自分で組み立てる仕様となっており、完成後はMinecraftなどのPCゲームで使用可能です。市販のキットにありがちな「完成後に飾って終わってしまう」課題や、部品選びでつまずく初心者のハードルを解消し、原理を理解しながら組み立て、完成後も自分のアイデアで改造して楽しめる教材を目指しています。
段階的に理解を深める「5つのステージ」
本製品は単なる組み立てキットではなく、段階的に理解を深められるよう設計されています。
- Stage1:はんだ付けを塗り絵感覚で練習する
- Stage2:電気とは何か、オームの法則を体験する
- Stage3:トランジスタなど半導体の役割を学ぶ
- Stage4:スイッチやジョイスティックを通じてセンサーの考え方を理解する
- Stage5:例題プログラムを書き込み、持ち手を組み立て自作コントローラーとして完成させる
- StageX:センサーや無線モジュールを追加し、自分だけの作品へ発展させる

完成後は温湿度センサーによる理科実験や、無線化によるラジコンカー・ロボット操作などにも応用できます(追加部品が必要)。試作品はこれまでに10名が体験しており、今後はゲームコントローラーに留まらず理科実験など幅広い授業への展開を視野に、学校教材としての導入を進める予定です。
異分野のクリエイターが連携した開発体制

開発は複数のプロジェクトやクリエイターが連携して進められました。企画・回路設計は、元自動車メーカーのエンジニアである代表の土谷氏が率いるTUTTI INDUSTRIESが担当しています。
ケースデザインは、同じく100BANCH採択プロジェクトで、10歳で国際折り紙コンテストのグランプリを受賞した加納宏徳氏が共同代表を務める折り紙アートスタジオ「Apriori.Art」が手がけました。1枚の板状のケース材を折り目に沿って折ることで、コントローラーの持ち手になる構造を実現しています。また、3Dモデリングおよび3Dプリンタ製造は、クリエイターのenhiro氏が担当しました。
開発者は、電子工作が最初の一歩となり、自分だけのアイデアを形にする楽しさを知るきっかけになれば幸いである旨を述べています。
商品概要

- 商品名:ツッチーコントローラーキットMARKⅠ
- 発売日:2026年11月2日
- 販売サイト:スイッチサイエンス(https://www.switch-science.com/products/11367)
- 価格:3,300円(税込)
- 内容物:基板、電子部品一式、ケース、説明書
- 対象:中学生以上 ※はんだ付けを伴います。学校で学習経験のない方は保護者・教員の指導のもとで製作してください。
- 販売数:50セット限定(初回)
本記事はTUTTI INDUSTRIESの発表をもとに作成されています。
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