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サンパギータ・ジャパンが2026年10月にSampaguita京都本店をオープンへ

京都のデザインとフィリピンの伝統工芸を融合させたブランドを展開するサンパギータ・ジャパンは、2026年10月3日に京都にて実店舗をオープンする予定です。創業者である福田晋吾氏が2014年に創業した同ブランドは、職人の生活基盤を支える持続可能で公正な取引を基盤に事業を進めています。在大阪フィリピン共和国総領事館貿易投資部(PTIC大阪)との連携などを通じ、販路を拡大しながら地域社会へ変化をもたらしています。

起業の背景と多様なサプライチェーン

福田氏はフィリピン大学で開発経済学を学び、地域のものづくり産業を追うフィールドワークの中で光沢あるブリヤシ繊維に出会いました。安価な大量生産品の流入により熟練の織り手たちの技術の価値や生活基盤が脅かされていた現実を目の当たりにした福田氏は、その状況を食い止めたいと考え起業に至りました。

サンパギータ・ジャパンの製品は京都でデザインが生まれ、フィリピン各地の職人たちによって編み上げられています。日本の着物にも現代的なビジネススーツにもなじむ独自のスタイルを追求しており、製造の中核はフィリピン国内の多様なサプライチェーンで担われています。

  • ネグロス島地方東海岸地域:パンダンを用いた織物とバッグ小物の制作
  • ケソン州・ブラカン州:ブリ素材の採取と加工、クラッチバッグの素材へ
  • イフガオ:binodbodan(イカット)の伝統と竹細工の技術
  • アクラン州:アバカ(マニラ麻)織物を帽子などへ仕立て

北部山岳地帯のイフガオでは、先住民の職人たちが古くから伝わる技法を用いて日本の竹細工とは異なる「しなやかで力強い」竹の骨組みを制作しており、その特質が現代的なバッグのデザインに取り入れられています。

PTIC大阪との連携による支援と販路拡大

ブランドの成長において、在大阪フィリピン共和国総領事館貿易投資部(PTIC大阪)との連携が大きな役割を果たしました。PTIC大阪は、輸出許可の取得や原産地規則(ROO)に関する書類対応など国際取引上の障壁を乗り越える支援を行いました。

さらにフィリピン・デザインセンターとの専門的な相談の場を設けて商品デザインのブラッシュアップを後押ししたほか、2025年6月にはフィリピン大統領訪日にあわせた重要会合へ福田氏が招かれました。また、昨年大阪商工会議所ビル内にて開催されたフィリピン製品プロモーションブースDTI SME Hubでの紹介や、PTIC大阪の推薦による大阪商工会議所主催のビジネスマッチングへの参加を通じ、関西の主要百貨店での販路拡大につながりました。

地域社会への変化と実店舗の出店計画

同ブランドの取り組みは地域社会にも変化をもたらしています。ネグロス島地方東海岸地域では、織り手たちが地域平均を上回る公正な報酬を得られるようになり、仕事に対する誇りを取り戻すとともに、安定した収入が子どもの教育費や住環境の改善、家族と地域の生活を支えることにつながっています。

同ブランドは一層の認知度と普及に向けて実店舗の出店を決断し、2026年10月3日に京都にて「Sampaguita京都本店」をオープンする予定です。

店舗情報

  • 店舗名: Sampaguita京都本店
  • 住所: 〒604-8267 京都市中京区御池通堀川東入る鍛冶町190 メイゾン御池1階
  • グランドオープン: 2026年10月3日
  • 営業時間: 12:00~17:00
  • 定休日: 水曜日

本記事は在大阪フィリピン総領事館貿易投資部の発表をもとに作成しています。

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