都市部ビルの駐車場で空き区画の長期化が約半数 アズームが運用実態を調査
株式会社アズームは、都市部の駐車場付きビルのオーナーおよび管理・運用担当者を対象に実施した「都市部ビルの駐車場運用実態に関する調査」の結果を発表しました。調査では、回答者の約75%が直近1年間の空き区画数について「変わらない」または「増加した」と回答し、空き区画がある状態が半年以上続いている割合は約半数に達することが分かりました。さらに、空き区画を抱える回答者の半数弱が直近1年間の機会損失額を100万円以上と見込んでいる実態も浮き彫りになっています。
直近1年で空き区画数が横ばい・増加は約75% 半数近くで長期化
保有・管理するビルの駐車場における直近1年間の空き区画数の変化を尋ねたところ、「変わらない」が53.5%、「やや増加している」が14.8%、「大幅に増加している」が6.5%となり、これらを合わせた74.7%(約75%)が「変わらない」または「増加した」と回答しました。「空き区画はない(なくなった)」は11.3%にとどまっています。
また、空き区画がある回答者に対してその期間を質問したところ、「1ヶ月未満」が28.8%で最多となった一方、「3年以上」(22.4%)などを含む「半年以上」の合計比率は49.0%となり、約半数において空き状態が半年以上継続していることが明らかになりました。なお、「1ヶ月~半年未満」は22.1%でした。
機会損失額は半数弱が100万円以上 要因は車保有率の低下など
空き区画による直近1年間の機会損失額については、「50万円未満」が39.1%で最も多かったものの、「100万円~300万円未満」(14.5%)など「100万円以上」と回答した割合の合計は47.6%と半数弱を占めました。「50万円~100万円未満」は13.3%となっています。
空き区画が埋まらない要因としては、「自家用車保有率の低下」が40.9%で最多となり、次いで「車を保有するテナント企業の減少」が26.4%、「カーシェアやレンタカーの普及」が25.2%と続きました。
対策は「特に何もしていない」が3割強 今後はカーシェア導入などに意欲


空き区画への対策として実施していることについては、「特に何もしていない」が35.2%でトップとなり、3人に1人以上が具体的な対策をとっていない現状が示されました。実施している対策としては「月極駐車場として自社で外部貸しを行う」(26.4%)や「時間貸しとして運用する」(23.9%)が挙げられています。

今後空き区画を埋めるために取り組みたいことでは、「特にない・わからない」(32.7%)を除くと、「カーシェアリング・レンタカー等の拠点の導入」(27.3%)や「月極駐車場としての外部貸しの強化」(25.8%)が上位に入りました。

調査概要と会社概要


本調査の概要は以下の通りです。
- 調査期間:2026年7月27日~7月28日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:都市部の駐車場付きビルのオーナーおよび管理・運用担当者(30代~60代の男女)
- 調査人数:372名
- モニター提供元:RCリサーチデータ
- 注記:本調査で指す「都市部」とは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府、兵庫県のことを指します。回答比率は小数点第二位を四捨五入しているため、回答比率の合計は100.0%にならない場合があります。

調査を実施した株式会社アズームの概要は以下の通りです。

- 社名:株式会社アズーム
- 所在地:東京都渋谷区代々木2-1-1 新宿マインズタワー 19F
- 設立:2009年10月
- 代表者:菅田 洋司
- 証券コード:3496(東証プライム)
- 資本金:953百万円(資本準備金含む)※2025年9月30日時点
- 公式HP:https://azoom.jp

本記事は株式会社アズームの発表をもとに作成しました。
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