Dellows News

Moplus、浪江町のAIデマンド交通を受託 2026年10月運行開始へ

東京都千代田区に本社を置くMoplus株式会社は、福島県浪江町より「浪江町AIデマンド型交通運行業務」を受託した。浪江町が2026年3月に策定した「浪江町地域公共交通計画」に基づく取り組みで、2026年10月1日より運行を開始する。居住人口の増加を見据え、地域の移動手段の利便性向上を目指す。

実証実験を経て本格事業化へ移行

Moplusの株主である日産自動車は、2021年2月に浪江町、双葉町、南相馬市と「福島県浜通り地域における新しいモビリティを活用したまちづくり連携協定」を締結し、AIオンデマンド交通「なみえスマートモビリティ」(通称「スマモビ」)を5年以上にわたって運行してきた。

地域公共交通会議での合意を経て、2026年9月末で実証実験を完了し、10月より浪江町を主体とする事業として開始される。スマモビのサービス名称や、「持続可能な公共交通を確立する」「地域活性化に貢献する」という理念を継承し、Moplusが運行業務を受託した。

浪江町企画財政課主幹の山田雅文氏は、これまで町民向けの「デマンドタクシー」と誰でも利用できる「なみえスマートモビリティ」の2つが運行されていた点に触れ、日産自動車が蓄積した知見やノウハウを活かして2つのサービスを統合し、リソースの集約と効率化を図るとコメントしている。

町民向けデマンドタクシーとの統合で利便性を向上

今回の事業では、浪江町で運行している町民向けデマンドタクシーと統合し、町内300か所以上で利用可能となる。複数の予約方法を用意し、AIを活用して配車効率を高めた運行を行う。地域に根差した運営体制と地域交通ネットワークへの接続を通じ、地域住民や訪問者に向けた移動手段の提供に貢献するとしている。

運行概要と利用方法

サービス内容は以下の通り。最新の運行状況や利用方法は浪江町公式サイトで案内される。

  • 運行エリア:浪江町 避難指示解除地域(一部地域を除く)
  • 運行時間:月曜・火曜 8:00~19:30、水曜・木曜・金曜 8:00~21:30、土曜・祝日 9:30~19:30(※祝日の日曜は運休、日曜・年末年始は運休)
  • 予約方法:スマートフォンアプリ、LINEミニアプリ(なみえスマモビ配車)、二次元コード、電話
  • 決済方法:事前決済(クレジットカード、eチケット ※アプリのみ)、乗車時前払い(現金、PayPay)
  • 運賃:浪江町に住民登録がある方は支払い免除、一般大人は300円~1,200円、一般子どもは200円~600円(※一般大人・一般子どもはゾーン制)

会社概要

  • 会社名:Moplus株式会社
  • 所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11階(WeWork内)
  • 設立:2025年3月
  • 代表者:代表取締役CEO 柳瀬賢、代表取締役COO 莊司茂雄
  • WEBサイト:https://moplus.co.jp

本記事はMoplus株式会社の発表をもとに作成されています。

アクセスランキング

今日

1週間