ウポポイと苫小牧高専ら、丸木舟の3Dデータ取得と模型製作・性能検証へ
公益財団法人アイヌ民族文化財団が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は、独立行政法人国立高等専門学校機構 苫小牧工業高等専門学校(苫小牧高専)および地域の造船会社と連携し、実物の丸木舟から3Dデータを取得する取り組みを進めます。小型模型の製作や性能検証を実施し、将来的には実寸大等の丸木舟の製作やウポポイにおける新たな体験コンテンツの創出を目指します。
3Dデータを活用した小型模型の製作と性能検証
本プロジェクトでは、現存資料が少なく文化財として保管・展示されている実物の丸木舟から3Dスキャンデータを取得し、小型模型を精緻に再現します。小型模型の設計や3Dプリンタを活用した製作には苫小牧高専の学生が参加し、実践的なデジタルものづくりを学びます。
また、地域の造船会社から専門的知見を生かした技術助言や製作協力を得て、完成した模型の3Dデータ等を用いた舟の性能検証を行います。その成果を踏まえ、将来的には実寸大等のFRP製丸木舟の製作を目指すとともに、FRP製丸木舟を用いた新たな丸木舟乗船体験プログラムの実現も視野に入れています。
2026年10月5日にキックオフミーティングを実施
プロジェクトの開始にあたり、関係者が集まるキックオフミーティングが開催されます。




- 日時:2026年10月5日(月) 10:15 ~ 12:30
- 会場:ウポポイ 工房
- 出席者(予定):公益財団法人アイヌ民族文化財団、独立行政法人国立高等専門学校機構 苫小牧工業高等専門学校(教員及び学生)、株式会社アタカ造船所
- 内容:プロジェクトの概要説明、苫小牧高専学生に対するウポポイ及びアイヌ文化に関するレクチャー、ウポポイ園内視察

ウポポイは、アイヌ文化の復興・創造等の拠点として2020年に北海道白老町にオープンした施設です。道内初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」、体験型フィールドミュージアム「国立民族共生公園」、「慰霊施設」で構成されています。
- 所在地:〒059‐0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
- 電話:0144-82-3914(代表)
- アクセス:JR白老駅から徒歩約10分。新千歳空港から高速道路または列車利用で約40分
- 開業日:2020年7月12日
- 入場料(税込):一般大人1,200円、一般高校生600円、中学生以下無料(※20名以上に適用の団体料金あり※有料の体験プログラムや博物館の特別展示の料金は含みません)
- 開園時間:9:00~18:00(※時期により変動あり)
- 閉園日:月曜日および12月28日~2027年1月4日、2月27日~3月8日。月曜日が祝日の場合は翌日以降の平日(※特別な開園日あり)
- 指定法人:公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)
- 公式ウェブサイト:https://ainu-upopoy.jp/
本記事は公益財団法人アイヌ民族文化財団の発表をもとに作成しました。
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