AnyMind Group、Alibaba Cloudと連携しAnyLiveにQwen統合
AnyMind Group株式会社は、Alibaba Cloudと戦略的パートナーシップを締結し、Alibabaが開発する大規模言語・マルチモーダルAIモデルファミリー「Qwen」を自社のAIライブコマースプラットフォーム「AnyLive」に統合しました。
今回の統合により、AnyLiveのマルチモデルAI基盤にQwenが追加され、日本語を含む対応言語での質問意図の理解と回答生成が強化されます。これにより、ブランド企業が各市場の言語や商習慣に適したライブコマースを展開できるよう支援し、販売機会の拡大と複数市場での運営効率化につなげるとしています。
意図理解の強化とアジア市場向けコミュニケーションの支援
Qwenは、Alibaba Groupが展開する中国のECプラットフォーム「Taobao(淘宝)」におけるAIアバターによるライブ配信など、大規模なEC環境で活用されています。今回の連携により、AnyLiveのAIアバターは会話的な質問や複数の意味に解釈できる表現から視聴者の意図を捉え、商品や配信内容に即した回答をリアルタイムで生成できるようになります。
また、日本語を含むアジアの各言語における流暢さに加え、敬語や婉曲的な言い回しなど地域や言語ごとに異なる会話表現への対応が強化されます。これにより、ブランド企業は24時間のAIライブ配信や複数市場での効率的な運営を行える環境を整えることが可能です。
AnyMind GroupはAIアバターによる配信に加え、アジア太平洋地域で人による配信を支える制作チームやスタジオも展開しており、市場や商材に応じて人とAIそれぞれの強みを活かしたライブコマースを支援するとしています。
提携の背景と両社のコメント
ライブコマースでは、視聴者の質問をリアルタイムに理解し、的確な情報を提供することが求められます。特にアジア各市場での展開においては、言語対応だけでなく地域ごとに異なる会話表現を踏まえたコミュニケーションが必要とされることから、今回のパートナーシップ締結に至りました。
Alibaba Cloud General Manager of Japan and South Koreaの栗田 岳史氏は、Qwenの多言語対応力とコマース領域の知見を組み込むことで、各市場に適した応答性と拡張性の高いライブコマース体験の実現を支援できることを楽しみにしているとコメントしています。
AnyMind Group Managing Director of Global E-Commerceの久保 銘中氏は、Qwenの追加によってアジア各言語における意図理解と回答精度を強化し、視聴者が納得感を持って購買判断を行えるライブ配信を支援する考えを示しています。
AnyLive
AIライブとデータに基づく改善を組み合わせ、ブランド企業のEC売上向上を支援するプラットフォームです。AIアバターによる配信やスクリプト生成、データ収集・分析を提供します。対応言語や配信プラットフォームは国や地域によって異なります。 公式サイト:https://anylive.jp/
Qwen
Alibabaが開発した基盤大規模モデルファミリーです。2023 年に公開され、これまでに460種類以上におよぶモデルがオープンソースとして公開されています。グローバルでのダウンロード数は30億回を超え、派生モデル数も30万を超えています。2026年9月2日にリリースされた「Qwen3.8-Max-0902」は、CodeArenaで世界第1位を獲得しました。
企業概要
- AnyMind Group株式会社
- 代表者:代表取締役CEO 十河 宏輔
- 創業:2016年4月(シンガポールで創業)
- 上場市場:東京証券取引所グロース市場(証券コード:5027)
- 拠点:アジアを中心に15ヵ国・地域
- URL:https://anymindgroup.com/ja/
- Alibaba Cloud
- 概要:フルスタック AI×クラウドソリューションを提供
- URL:www.alibabacloud.com
本記事はAnyMind Group株式会社の発表をもとに作成しました。
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