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プロテクトアーツ、CO除去機能を搭載したシェルター換気装置ATバリアEVOを開発

ヤブシタグループのプロテクトアーツ株式会社は、一酸化炭素(CO)除去機能を搭載した有事・災害対応シェルター用換気装置「ATバリアEVO」を開発した。同社によると、CBRN(放射性物質・生物由来物質・有害化学物質等)と一酸化炭素の双方に対応するシェルター用換気装置としては世界初だという(2026年8月時点、同社調べ)。避難場所の確保に加え、避難後の空気環境まで維持する「二段防災」の考え方に基づき展開される。

名古屋大学との共同研究による新複合触媒技術を搭載

「ATバリアEVO」は、放射性物質や有害化学物質などに対応するNBC空気浄化機能に加え、名古屋大学との共同研究による新複合触媒技術(特許申請中)を採用している。一般的なフィルターでは除去が困難とされる火災時の一酸化炭素を処理する機能を備える。木材を不完全燃焼させた実際の火災煙環境での検証試験では、「内気循環」と「外気取入」の2つの条件下でCO除去機能が有効に作用することを確認したとしている。

避難後の空気環境を守る「二段防災」を提唱

大規模地震や有事の際には、建物の倒壊や衝撃だけでなく、同時多発的な火災や延焼による煙・有害ガスの発生が懸念される。総務省消防庁のまとめによると、建物火災における死因では「一酸化炭素中毒・窒息」が36.5%を占め最多となっている。シェルター滞在時の二酸化炭素濃度上昇を抑える換気経路から煙や一酸化炭素が流入するリスクに対し、同社代表取締役の小熊正輝氏は「空気を守ることは命を守ること」と述べ、避難後の安全な空気を守る重要性を強調している。

危機管理産業展2026にて実機を公開予定

同製品は、2026年9月30日から10月2日まで東京ビッグサイトで開催される「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2026」にてメディア向けに初公開され、実機を用いたデモンストレーションなどが実施される予定となっている。製品の製造はプロテクトアーツが担当し、空調・冷熱部材などを手掛ける株式会社ヤブシタが総販売元として取り扱う。

会社概要

  • 会社名:プロテクトアーツ株式会社(ヤブシタグループ)
  • 所在地:北海道札幌市中央区北6条西23丁目1-12
  • 代表者:代表取締役 小熊正輝

本記事はプロテクトアーツ株式会社の発表および総務省消防庁の公表資料をもとに作成しています。

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