日本電気硝子の赤外線透過ガラスFI-02、Heimann Sensor社レンズに採用
滋賀県大津市に本社を置く日本電気硝子株式会社(社長:岸本暁)の赤外線透過ガラス(カルコゲナイドガラス)「FI-02」が、Heimann Sensor(ハイマンセンサー)社のサーマルカメラ向け広角レンズユニットに採用された。高い屈折率と赤外線透過特性により、従来品を上回る広視野角と高品質な赤外線画像の取得を実現している。
広視野角120°×68°を実現
「FI-02」の高い屈折率と優れた赤外線透過特性により、採用製品は従来品の最大92°×59°を上回る120°×68°の広視野角を達成し、高品質な赤外線画像の取得が可能となった。サーマルカメラは、人や物から放射される赤外線を検出して熱画像に変換する装置である。
赤外線センサーは人の位置や温度分布を捉えられる点が特長で、プライバシー配慮が必要な人検知や見守り、空調制御などへの活用が期待されているほか、医療や設備監視、セキュリティ分野でも活用が進んでいる。
赤外線センサー用レンズには、透過性能や量産性に加え、広い視野角を可能にする光学性能が求められる。「FI-02」は高い赤外線透過率と屈折率を持ち広角レンズの設計に適している点や、プレス成形による量産に対応している点が評価され、今回の採用に至った。
「FI-02」の特長は以下の通り。
- 高い赤外線透過率
- 高屈折率・低分散の光学特性
- プレス成形による量産に対応
- 有害物質(ヒ素/セレンなど)を使用しない独自組成
日本電気硝子は今後も「FI-02」の特長を生かし、医療、セキュリティ、分析、航空・宇宙分野など、拡大する赤外線センシング市場での採用を推進していくとしている。
Heimann Sensor社の概要
Heimann Sensor社は、ドイツ・ドレスデンに本社を構える赤外線センサーメーカーである。非接触温度測定、ガス・人検知、産業モニタリング向けの赤外線センシング製品を世界各国に供給している。
- 拠点:ドイツ・ドレスデン
- HP:www.heimannsensor.com
本記事は日本電気硝子株式会社の発表をもとに作成しています。
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