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ヤマハがルーター用DNSセキュリティー拡張ライセンスYSL-CLDDNSを発売へ

ヤマハ株式会社は、ネットワークセキュリティーの新製品として、同社ルーター用のDNSセキュリティー拡張ライセンス『YSL-CLDDNS』を2026年11月17日に発売します。ルーターへのライセンスキー設定だけで導入でき、スループットへの影響を最小限に抑えながらマルウェア感染や情報漏えい対策を行える点が特徴です。セキュリティー人材が不足しがちな企業でも、簡単な運用で境界型防御の補完を図ることができます。

中小企業・SOHOが直面するセキュリティー課題への対応

ヤマハは1995年のネットワーク機器市場参入以来、国内の中小企業・SOHOを中心に30年以上にわたり製品やサービスを提供してきました。近年、対策が十分ではない中小企業・SOHOを標的としたサイバー攻撃が増加している一方、高度な対策であるUTM(統合脅威管理)の導入や運用が難しく、従来の境界型防御に留まるケースが見られます。また、国内で10Gbpsのインターネット回線サービスが開始されたことで、UTM導入済みの企業でも通信速度への影響を抑えた対策が求められていました。

『YSL-CLDDNS』は、こうした課題に対応するDNSセキュリティー拡張ライセンスです。セキュリティーチェックはクラウド上のヤマハセキュリティーサーバーで行うため、ルーターのスループットへの影響を最小限に抑え、10Gbpsの高速インターネット環境でも利用できます。同社ルーターのセキュリティー機能(FWとIDS)やエンドポイントセキュリティー(Microsoft Defender等)と組み合わせることで、入口・内部・出口の各段階で対策を行う多層防御の実現につながるとしています。

設定の簡便さとOpenTextの脅威エンジンを採用

本製品は、納品されるライセンスキーをヤマハルーターのWeb GUIから設定することでDNSセキュリティー機能を拡張できます。拡張後はDNSリカーシブ機能を通じてヤマハセキュリティーサーバーと連携し、ルーター配下にあるすべての端末からのDNSトラフィックを監視・制御します。悪意のある通信先や不正なカテゴリーへアクセスしようとした端末はブロックページへリダイレクトされます。

ヤマハセキュリティーサーバーで利用する脅威エンジンには、OpenText™ Threat Intelligence(旧Webroot BrightCloud)が採用されています。また、デフォルトのセキュリティーポリシー利用設定や状態確認はWeb GUIとCLIの両方に対応し、検出数やイベント履歴の参照が可能です。CLIからは脅威ポリシーや遮断カテゴリーポリシーなどのカスタマイズも行えます。

本製品の利用には、11月17日にリリース予定の最新ファームウェアへのリビジョンアップが必要です。対応ルーターについては今後追加対応を検討していく方針です。また、各ライセンスには追加料金なしで利用できる専用サポート窓口の利用権が付属し、初期設定やポリシー設定変更などの課題解決を支援します。ラインアップと価格は以下の通りです。

  • クラウドDNSセキュリティールーターライセンス(R2) 1年(品番: YSL-CLDDNS-R2-1Y / 対応ルーター: RTX840 / 有効期間: 1年 / ライセンス価格: 33,000円(税抜30,000円))
  • クラウドDNSセキュリティールーターライセンス(R3) 1年(品番: YSL-CLDDNS-R3-1Y / 対応ルーター: RTX1300 / 有効期間: 1年 / ライセンス価格: 99,000円(税抜90,000円))
  • クラウドDNSセキュリティールーターライセンス(R2) 5年(品番: YSL-CLDDNS-R2-5Y / 対応ルーター: RTX840 / 有効期間: 5年 / ライセンス価格: 165,000円(税抜150,000円))
  • クラウドDNSセキュリティールーターライセンス(R3) 5年(品番: YSL-CLDDNS-R3-5Y / 対応ルーター: RTX1300 / 有効期間: 5年 / ライセンス価格: 495,000円(税抜450,000円))

本記事はヤマハ株式会社の発表をもとに作成されています。

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