大学生・大学院生の約4割が重要連絡の見落とし経験あり JASTが実態調査
日本システム技術株式会社(JAST)は、全国の大学生・大学院生1,305名を対象に実施した、学修や学生生活におけるAI・デジタル活用に関する実態調査の結果を公表しました。調査では、大学ポータルなどの普及が進む一方で、通知過多によって必要な情報が埋もれるなど「情報の届け方」に関する課題が浮き彫りとなっています。学生が大学に期待するデジタル支援としては、個々に必要な情報が届く仕組みを求める声が最も多く集まりました。

約4割の学生が重要連絡や締切を見落とした経験

大学からの重要な連絡や締切を見落とした経験について尋ねたところ、「1回」「2~3回」「4回以上」と回答した学生の合計が40.4%となりました。

情報確認先として大学ポータルを利用している学生は61.2%に上るものの、デジタル上で情報を確認できる環境があることと、重要な情報が確実に届くことは必ずしも同義ではない実態が示されています。
不便に感じる点や期待するデジタル支援の内容
大学からの情報提供や各種手続きについて不便に感じる点としては、「通知が多く、重要な情報が埋もれてしまう」が27.2%で最多でした。次いで「重要な連絡や締切に気づきにくい」が25.5%、「自分に関係のある情報や手続きが分かりにくい」が23.4%となっています。
大学に期待するデジタル支援の項目では、「学生ごとに必要な情報が届く仕組み」が32.0%で第1位となりました。これに「スマートフォンで使いやすいシステム」(29.3%)、「重要連絡のプッシュ通知・リマインド」(24.6%)が続いています。
生成AI利用や学び直しに関する意識
今回の調査では、生成AIの利用状況や今後の学習意向についても集計が行われました。
- 生成AIを利用した経験がある:89.0%
- 生成AI利用経験者のうち、学修に「役立つ」と感じている:86.3%
- 就職後も継続的な学び直しが必要だと思う:69.7%
- 卒業後も出身大学や大学機関から学びの機会が提供されることに関心がある:58.2%
調査概要
- 調査テーマ:大学生・大学院生の学修・学生生活における生成AI・デジタル活用実態調査
- 調査対象:全国の大学生・大学院生(特定の大学やJASTが提供する「GAKUEN」利用者に限定せず実施)
- 有効回答数:1,305件
- 調査方法:Webアンケート調査
- 調査期間:2026年8月21日~9月7日
- 注意事項:割合は小数点第2位を四捨五入しているため合計が100%にならない場合があるほか、複数回答の設問は合計が100%を超える場合があります。全国の大学生・大学院生全体の構成比を厳密に反映するものではありません。
日本システム技術株式会社について

日本システム技術株式会社(代表取締役社長:平林 卓)は、教育・医療・金融・通信・官公庁などの分野で事業を展開する東証プライム上場の完全独立系IT企業です。大学向けには戦略的大学経営システム「GAKUEN」シリーズを提供しています。
- 東京本社:東京都港区高輪二丁目22番1号(THE LINKPILLAR 2 15階)
- 大阪本社:大阪市北区中之島二丁目3番18号(中之島フェスティバルタワー29階)
- 設立日:1973年3月26日
- 資本金:15億3,540万円
- URL:https://www.jast.jp/
本記事は日本システム技術株式会社の発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



