山形市がLINE相談窓口をこども性暴力防止法に対応した性被害相談先として活用へ
山形県山形市は、つながりAI株式会社の相談AI「AIちゃん」を導入している無料のLINE相談サービス「おやこよりそいチャットやまがた」について、性被害に関する外部相談窓口としての活用を開始します。これは2026年12月25日に施行される「こども性暴力防止法」に対応する取り組みです。子どもや保護者がすでに利用している既存の窓口を活かすことで、こどもの性被害防止を目指します。
2026年12月の法施行に対応した相談体制の整備
2024年6月に成立した「こども性暴力防止法(学校設置者等及び民間教育保育等事業者による児童対象性暴力等の防止等のための措置に関する法律)」は、2026年12月25日に施行されます。同法では、教員等に対する犯罪事実確認(いわゆる日本版DBS)や研修の実施が義務付けられるほか、児童対象性暴力等を防止する安全確保措置として相談体制の整備が求められています。
同法が求める子どもや保護者が相談しやすい窓口には、学校から独立した第三者性や、テキストで相談できる環境が挙げられます。身近な大人に悩みを打ち明けにくい状況を考慮し、山形市は学校の外にある外部相談窓口のひとつとして「おやこよりそいチャットやまがた」を活用し、周知することを決定しました。
「おやこよりそいチャットやまがた」は、山形市在住・在勤・在学の子育て世帯、子ども、妊婦を対象とした無料のLINE相談サービスです。LINE公式アカウントを友だち追加することで、AIまたは専門職の相談員を選んでチャット相談が行えます。
同サービスでは2026年4月から傾聴型生成AIである「AIちゃん」を導入しており、24時間365日相談を受け止めています。社会福祉士や精神保健福祉士、臨床心理士、公認心理師、保健師、看護師等の専門職相談員は平日の午前9時から午後6時まで対応し、緊急性の高い悩みには昼夜を問わずAIに代わって対応します。子育てや親子関係、学校生活などの悩みに対して必要な情報提供や市の支援窓口へのつなぎを実施しています。
既存サービスの活用と今後の展開
今回の取り組みでは新たなアプリなどを導入せず、既存の「おやこよりそいチャットやまがた」をそのまま性被害等に関する相談の入り口とします。話を受け止める傾聴型AIが24時間寄り添い、必要に応じて専門職相談員や山形市の支援窓口へつなぐ体制を取ります。
山形市の佐藤孝弘市長は、子どもたちが学校の外でも安心して悩みを打ち明けられる相談窓口として本サービスを活用し、「誰かに話してもいい」と思える相談先の選択肢を一つでも多く用意して子どもの安全と安心を守る方針を示しています。
東京都港区に本社を置くつながりAI株式会社の駒崎弘樹代表取締役は、子ども自身が気づけなかったり親に言えなかったりする性被害に対し、子どもと保護者の双方が相談できる入り口の重要性を指摘し、支援へ届けられるよう取り組むと述べています。同社は今後、山形市との連携を進めるとともに、同法への対応を検討する自治体や教育委員会に向けた情報提供も行う予定です。
- 会社名:つながりAI株式会社
- 代表者:代表取締役 駒崎弘樹
- 所在地:東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー15F CIRCLE by ANRI
- 設立:2025年2月
- 事業内容:AIパートナーと専門職相談員によるハイブリッド相談サービスの提供(「AIちゃん」「友達AI」「記録まるなげくん」等)
- URL:https://www.tsunagari-ai.com
本記事はつながりAI株式会社の発表をもとに作成されています。詳細情報は山形市ホームページ(https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kosodatekyoiku/kosodate/1006615/1009390.html)でも確認できます。

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