metalab.が石綿事前調査システムに除去記録機能を追加
東京都渋谷区に本社を置く株式会社metalab.(メタラボ)は、提供中の石綿事前調査・物件管理システムに、石綿含有と判定した建材のその後の状態を記録する「除去記録」機能を追加し、【9月28日】より提供を開始した。本機能は含有建材ごとに除去状況を登録でき、過去の調査結果と改修後の建物の状態を一つの物件情報として管理できる。関連技術は特許出願中(特許出願中【特願2026-203350】)としている。
改修による建物の状態変化を記録し記録とのずれを解消

解体・改修工事において、元請業者は工事前に石綿含有の有無を調査することが法令で義務付けられている。大型商業施設やオフィスビル、ホテル、工場などでは改修工事が繰り返される中で施工会社や担当部署が変わることが多く、過去の調査情報の引き継ぎが課題となる場合がある。
建物の改修により過去に石綿含有と判定された建材が除去された場合でも、調査時点の情報だけではデータ上「含有」のまま残り、記録と現在の建物状態にずれが生じることがある。「除去記録」機能は、調査結果を蓄積する中で生じる記録と実態のずれを埋めるために追加された。
「除去記録」機能では、含有と判定した建材ごとに「全除去」「一部除去」「未対応」を登録できる。調査時点の判定結果を書き換えることなく除去状況を別に記録・更新するため、調査の記録を損なわずに建物の現在の状態を把握できる設計となっている。


過去の調査から新しい案件を作成する際には、全除去を登録した建材を非含有として反映させることが可能となる。反映の有無は建材ごとに選択でき、反映した箇所には現地での確認を促す注記が自動で付く仕様である。また「未対応」の建材については、理由を問わず含有として扱われる。
施設管理者による情報保持と活用の広がり
metalab.の物件管理システムは施工会社や施設管理会社を中心に利用されてきたが、施設の持ち主や管理者自身が石綿情報を保持して管理する運用も始まっている。施設側が過去の調査や除去の情報を管理することで、施工会社が変わっても新しい工事の発注時に情報を引き継ぐことができる。
なお、metalab.(メタラボ)ではYouTubeの「metalab.公式チャンネル」において、鉄道施設における石綿事例を解説する動画(【東京メトロ】アスベストで約14時間運転見合わせ|石綿調査のプロがニュースを解説】https://youtu.be/4nA2GLGVq_M)を公開している。
提供概要と会社概要

「除去記録」機能の提供概要および株式会社metalab.の会社概要は以下の通り。
提供概要
- 機能名:除去記録
- 対象:物件管理オプションをご契約のお客さま
- 提供開始日:【2026年9月28日】
- 料金:【追加料金なし(要確認)】
- 特許:特許出願中【特願2026-203350】
株式会社metalab.(メタラボ)概要
- 会社名:株式会社metalab.(メタラボ)
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿2丁目6番28号 イルチェントロ恵比寿702
- 代表者:代表取締役 前田淳司
- 設立:【2022年7月】
- URL:【https://kk-metalab.jp/】
- 事業内容:石綿事前調査、石綿事前調査・物件管理クラウドシステムの開発・提供
本記事は株式会社metalab.の発表をもとに作成。
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