UiPathが業務の地図を構築する新製品UiPath Cartographerの提供開始
UiPath株式会社は、実際の企業プロセスをガバナンスに基づいた動的な視点で可視化する「業務の地図(Map of Work)」を構築するための新製品「UiPath Cartographer」の提供を開始しました。
同製品は、自動化やAIプロジェクトの実現に向けた運用知見を収集する際に用いられてきたインタビューやスライド資料、旧式のドキュメントに代わるソリューションです。コーディングエージェント、オーケストレーション、継続的改善と組み合わせて提供されます。
企業コンテキストを統合し業務の地図を構築
企業内では、プロセスが従うルールや例外への個別対処、問題発生時の対応といった運用上の知識が、社員の頭の中や断片化されたドキュメント、スプレッドシート、スレッドに分散しているケースが多くみられます。UiPath Cartographerは、こうしたドキュメント、手順、ルール、例外などのコンテキストを統合し、ビジネス目標に沿った実装可能な「業務の地図」を構築します。
これにより、ビジネスアナリストがプロセス改善時に行っていた数週間にわたるインタビューや手書きのドキュメント作成を、ガイド付きの対話に置き換えることが可能になります。顧客自身が定義・所有する情報源として、すべての変更を承認する責任者が明確に定められます。
設計文書や自動化システムの乖離を防ぐ仕組み
業務の地図からは設計文書や実際に動作する自動化システム自体が生成されるため、相互の乖離が生じない仕組みとなっています。作業実行中に担当者が判断を下すと、その決定内容は記録されて変更案として提示されます。業務の地図の所有者が承認または却下を行うため、自動的に変更されることはありません。
また、すでに記録されたオブジェクトやルールが引き継がれることでプロセスサイクルが高速化されるほか、UiPath Platform™上で動作するため、同一のID、セキュリティ、ガバナンスが継承されます。
提供される主要な機能
UiPath Cartographerで活用できる機能には以下のようなものがあります。
- Prebuilt Maps:融資の組成、医療保険請求の審査、調達から支払までなど、各業界や業務分野のプロセスを対象とした作成・設定済みのマップ
- Process Atlas:業界を横断する複雑なプロセスの詳細なマップを厳選したライブラリ。プロセス全体の構造に加え、ケースプラン、KPIやベンチマーク、標準的なポリシーやルールなどを収録
- Build your own:具体的かつ厳格に管理されたプロセスを持つ組織向けに、企業独自の要素を把握して構築の基盤となる設計図を提示
構築されたエージェントや自動化機能は、UiPath Maestro™を使用してオーケストレーションでき、組み込みのガバナンスと可観測性を標準搭載します。さらに「Decision Ledger」により、プロセス全体を通じて行われた決定とその理由が記録・管理され、運用知識や新しいルールとして業務の地図へ反映されます。
UiPath株式会社のマーケティング本部 本部長である夏目 健は、「この製品は、設計上の業務と実際の業務の両方を把握し、常に同期するように設計された初の製品です」と述べています。
UiPath株式会社について
- 社名:UiPath株式会社
- 本社:東京都千代田区
- 会長CEO:長谷川 康一
- URL:www.uipath.com/ja
本記事はUiPath株式会社の発表をもとに作成されています。
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