なかやしきが中大規模木造建築事業へ新規参入 AQ Groupのネットワークに加盟
福岡県北九州市に本社を置く株式会社なかやしきは、株式会社AQ Groupが主宰する「中大規模木造建築 共創〈ともつく〉ネットワーク(通称:ともつくネット)」に加盟しました。これにより、主に3階以上の中大規模木造建築を手掛ける中大規模木造建築事業へ新規参入しました。
同社はこれまで、北九州・福岡エリアを中心に分譲マンションや戸建分譲住宅、商業施設など幅広い建築・不動産事業を展開してきました。今回の参入を通じて培ってきた経験や地域ネットワークを活かし、純木造3〜5階建てマンションをはじめ、オフィス、商業施設、倉庫などの中大規模木造建築の推進を図ります。
建築技術の進歩と木造化の広がり

マンションやビルなどの中大規模建築では従来、鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨造が主流でした。しかし、建築技術の進歩や環境配慮への関心の高まりを背景に、近年は中大規模建築においても木造化が進展しています。木ならではの温もりやデザイン性に加え、環境負荷の低減といった可能性を持つ建築手法として注目されています。
加盟したネットワークにおいて活用される「AQ木のみ構法」は、AQ Groupと東京大学名誉教授の稲山正弘氏が共同開発した技術です。国内で普及している木造軸組構法をベースに組子格子耐力壁やラーメン構造を採用しており、純木造8階建てのAQ Group本社ビルなどで安全性と実用性が実証されています。



第一号プロジェクトの実現を目指す
なかやしきは、新たな事業領域への挑戦として、まずは北九州・福岡エリアを中心に土地オーナーや企業、事業者への提案活動を進める方針です。具体的な建築受注と第一号プロジェクトの実現を目指し、今後は第一号となる木造建築プロジェクトの発表や施工実績などの情報発信を順次行う予定としています。




創業から137年を迎える同社は、時代とともに変化する建築ニーズに応えながら、既存事業のさらなる発展と新たな価値の創造を通じて地域への貢献を図るとしています。
- フォレストビルダーズ:AQ Groupが主宰する木造建築集団を目指すネットワーク(2024年結成)。戸建て木造住宅を手掛ける「アキュラホームFC」「AQビルダー(VC)」と、中大規模木造建築を手掛ける「中大規模木造建築共創〈ともつく〉ネットワーク」により構成
- AQ木のみ構法:中大規模木造建築の普及を目的に共同開発されたオリジナル構法。高い耐震性と意匠性を両立
本記事は株式会社なかやしきの発表をもとに作成しました。
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