東北大学とSolafuneが共創研究所を設置 衛星上でデータ解析する技術開発へ
国立大学法人東北大学グリーン未来創造機構スペースクロステック研究センターと株式会社Solafuneは、2026年9月に包括連携協定を締結し、10月1日に共創研究所を設置しました。両者は東北大学の宇宙システム開発・運用技術とSolafuneのAI解析技術を組み合わせ、衛星データの利活用の革新的な効率化に向けた技術開発に取り組みます。研究成果の社会実装と人材育成を共同で進め、環境保全や資源管理、防災への貢献を目指すとしています。
衛星上でのデータ解析と軌道上実証を目指す


今回の連携では、衛星上でデータを解析し、その結果を観測計画に反映する人工衛星の開発・打上げと軌道上実証を目指します。将来的には、その成果をより発展的な衛星の開発につなげる計画です。
東北大学SXTの宇宙システム開発・運用技術と、Solafuneが持つ衛星画像のAI解析技術および情報統合によるインテリジェンス生成技術を組み合わせ、研究開発から情報の活用までを見据えた共同研究を推進します。また人材育成にも取り組み、将来的にはアジアをはじめとする世界各国の環境保全・資源管理・防災などの分野において、行政や企業の判断に役立つ情報の提供を目指す方針です。

新設された共創研究所の体制

共創研究所の設置に伴い、2026年10月より株式会社Solafune代表取締役 CEOの上地 練が東北大学SXTの特任准教授(客員)に就任しました。また、同社事業開発部門長の湯川 隆臣が特任准教授(運営)および本共創研究所の運営総括責任者に就任しています。
研究所の概要は以下の通りです。
- 共創研究所名称:Solafune x 東北大学 宇宙統合インテリジェンス 共創研究所
- 活動内容:人工衛星の研究開発と軌道上での技術実証
- 運営総括責任者:湯川 隆臣 特任准教授(運営)/株式会社Solafune 事業開発部門長
- 運営支援責任者:桒原 聡文 教授 グリーン未来創造機構スペースクロステック研究センター長
- 設置場所:東北大学青葉山キャンパス 青葉山ユニバース2階
- 設置期間:2026年10月1日~2029年9月30日
取り組みに対する関係者の見解
東北大学の湯上 浩雄理事・副学長は、宇宙システム開発・運用技術を社会実装につなげるため、AIによる衛星データ解析とグローバルな事業展開に実績を持つSolafuneを連携パートナーとして迎えたとし、共創研究所を拠点とした産学共創モデルの構築を目指すと述べています。
東北大学SXTの桒原 聡文センター長は、両者の技術を組み合わせて衛星の開発から情報の活用までを見据えた共同研究を進め、軌道上での実証と人材育成を通じて地域・国際社会への貢献を目指すとしています。
株式会社Solafune代表取締役 CEOの上地 練は、「人類は長いあいだ、宇宙を『見上げる対象』として扱ってきました。しかしこれからの宇宙は、地球を理解するための『知能の基盤』になります」とコメントし、東北大学とともに宇宙統合インテリジェンスという領域を切り拓いていく考えを示しました。
連携両組織の概要

東北大学グリーン未来創造機構スペースクロステック研究センターは、宇宙システム、宇宙ロボティクス・探査、宇宙推進、宇宙通信などの先端宇宙技術を結集し、異分野融合を通じて次世代の宇宙インフラの確立を目指す産学共創型研究開発拠点として2026年1月1日に設置されました(Webサイト:https://www.sxt.ggi.tohoku.ac.jp/)。
一方、株式会社SolafuneはGEOINT、OSINT、SIGINTの領域を横断し、多様な情報をAIで統合解析するテクノロジー企業です。

- 会社名:株式会社Solafune
- 所在地:〒100-6390 東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング28階
- 代表者:代表取締役 CEO 上地 練
- Webサイト:https://solafune.com/
本記事は株式会社Solafuneおよび国立大学法人東北大学グリーン未来創造機構スペースクロステック研究センターの発表をもとに作成しました。
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