かがくいひろしの世界展が豊橋市美術博物館で令和8年10月に開催へ 没後初の大規模展
豊橋市美術博物館にて、絵本「だるまさん」シリーズの作者として知られる絵本作家、かがくいひろしの没後初となる大規模な回顧展「かがくいひろしの世界展」が、令和8年10月17日(土)より開催される。かがくいひろし(1955-2009)は50歳でデビューし、病で急逝するまでのわずか4年間に累計発行部数1000万部を超える作品群を生み出した。本展では、全16作品の原画や貴重な制作資料などを通じて、その創作のルーツをたどる構成となっている。
28年間の教員生活が育んだ絵本づくりの原点
かがくいは、28年間にわたる特別支援学校での教員体験を創作の原点としている。現場で子どもたちと触れ合うなかで培われた知見や実感をもとに、子どもたちの生き生きとした反応や笑い声を引き出す絵本の制作に情熱を注いだ。
没後初の大規模回顧展となる本展では、絵本の原画や制作資料、会場限定の映像アトラクションなどが展示される。また、会場内には絵本が全冊設置される。
原画公開や教材展示など3つの見どころ

本展の見どころは主に3つの要素で構成されている。
第1に、全16作品の絵本原画約200点をはじめ、創作の源泉となったアイデアノートなどの貴重な制作資料が公開される。「だるまさん」シリーズ続編や新作の未完ラフ、絵本のキャラクターが集結した会場限定の映像アトラクションも展示される。
第2に、絵本のルーツである教員生活に迫る展示が行われる。特別支援学校で同僚と取り組んだ人形劇活動や授業の映像、生徒と合作した教材などを通じて、かがくいの視点を紹介する。
第3に、来場者の利便性に配慮したユニバーサル展示が実施される。スマートフォンを使った手話・テキスト・音声による無料解説が利用できるほか、希望者には点字の解説パンフレットが配布される。なお、本展の開催に合わせて、出版元のブロンズ新社より豊橋市内の特別支援学校・聾学校等へ大型絵本『だるまさんが』が贈呈される。
会期中に実施される関連イベント
会期中は、学芸員による解説やワークショップ、絵本の読み聞かせ会が開催される。いずれも参加費は無料となっている。
学芸員による見どころ紹介
- 日時: 令和8年10月24日(土)、11月4日(水)14:00〜14:30
- 会場: 豊橋市美術博物館講義室
- 定員: 各日50名(当日先着順)
ワークショップ「かがくいさんのへび人形をつくろう」
- 日時: 令和8年10月21日(水)、11月7日(土)14:00〜14:30
- 対象: どなたでも(※未就学児〜小学校低学年は保護者同伴)
- 会場: かがくいひろし展 会場内
- 定員: 各50名(当日先着順・要当日観覧券)
絵本の読み聞かせ会
- 日時: 令和8年①10月18日(日)、②10月22日(木)、③10月27日(火)、④11月8日(日) ①③④は14:00〜14:30、②は11:20~12:00
- 会場: 豊橋市美術博物館講堂(または講義室)
- 定員: 各50名(当日先着順)


展覧会の概要
「日本中の子どもたちを笑顔にした絵本作家 かがくいひろしの世界展」の概要は以下の通り。
- 会期:令和8年10月17日(土)~11月15日(日)※月曜日休館
- 開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
- 観覧料:一般・大学生1,200(1,000)円、 小・中・高生600(500)円 ※( )は前売または20名以上の団体料金
- 会 場:豊橋市美術博物館1階展示室1~4
本記事は豊橋市美術博物館の発表をもとに作成されています。
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