リンク、ベアメールでバウンスメール分析機能を提供開始
株式会社リンクは、メールの健全性を診断・モニタリングするサービス「ベアメール 迷惑メールスコアリング」において、「バウンスメール分析機能」の提供を開始しました。複数のツールやシステムで発生するバウンスメールをまとめて受信・分析し、不達の発生状況や原因を可視化します。送信環境ごとに分散しがちなバウンス情報を一元管理し、適切なアドレスクリーニングの実施を支援します。
提供の背景にある課題
バウンスメールは、送信したメールを配信できなかった際などに送信元へ返されるエラー通知であり、不達原因を確認するための情報が含まれています。バウンスの発生状況を把握せず配信不能なアドレスへ送信を続けると、送信者の評価が低下し、正常な宛先にも届きにくくなるおそれがあります。
一方、MA・CRM・メール配信サービスなど複数のツールを利用している場合、バウンス情報が分散して全体の状況把握に手間がかかる課題がありました。また、サービスによっては恒久的なエラーであるハードバウンスや、一時的なエラーであるソフトバウンスといった大まかな分類しか確認できず、詳細な分析や除外すべきアドレスの見極めが難しいケースや、SMTPエラーコードやエラーメッセージの読み解きに専門知識が求められる状況がありました。
今回リリースされた「バウンスメール分析機能」は、MA・CRM・メール配信サービス・自社開発システムなどで発生するバウンスメールを集約して分析する有償オプション機能です。主な機能は以下の通りです。
- アドレス発行・SPFレコード管理:バウンスメール受信用のアドレスを発行し、エンベロープFromを変更して受信する場合はSPFホスティング機能と連携してSPFレコードを管理可能
- バウンスメール受信:エンベロープFromを変更した代行受信と既存環境からの転送に対応し、APIやWebhookによる受信通知も可能
- バウンス集計:ハード・ソフトバウンスの内訳やエラーコード別の件数を自動集計
- 不達原因の可視化:メール診断機能と連携し、Fromドメインや本文URLのブラックリスト登録状況、SPF・DKIM・DMARCの認証結果などを確認可能
- アドレスクリーニング管理:バウンスの種類や発生回数などの条件を指定して送信除外アドレスを抽出し、CSVやAPI・Webhookを通じて既存の送信システムへ連携可能

本機能は「ベアメール 迷惑メールスコアリング」の有償オプションとして提供されます。プランによって利用可能なアカウント数や診断結果の保管数、利用できる機能が異なります。
データ保管に関する仕様は以下の通りです。
- 1メールアドレスにつき、10万通までバウンスデータを保管可能
- バウンスデータの保管期間は1年間
- 毎月末時点で過去1年間の保管数を集計し、10万通を超過している場合は5万通ごとに月額5,000円の追加料金が発生
株式会社リンクの概要
株式会社リンクは、専用ホスティング「at+link」やクラウド型ホスティング「リンク・ベアメタルクラウド」、クラウド型コールセンターシステム「BIZTEL」、セキュリティプラットフォームサービス「PCI DSS Ready Cloud」などのサブスクリプション型サービスを提供しています。また、2010年2月からは岩手県岩泉町にある自然放牧酪農場「なかほら牧場」を運営するなど農系事業にも取り組んでいます。
本記事は株式会社リンクの発表をもとに作成しました。
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