遠賀川流域の5市4町が連携し古墳を同時公開へ 直方市などで開催予定
遠賀川流域の5市4町が連携し、地域に残る歴史資源である古墳を同時公開するイベントが開催されます。現地では悠久の時を経て現代に伝わる古墳や横穴墓が公開され、各自治体の文化財担当職員による解説が行われます。
直方市では福岡県指定史跡の水町遺跡群の公開に加え、発掘調査で出土した土器などの遺物が現地で特別公開されます。
遠賀川流域の歴史資源を活用した広域連携
本事業は、遠賀川流域に点在する歴史資源を広域的に活用し、地域の魅力発信と文化財への理解促進を図ることを目指しています。各自治体が連携することで、来訪者に広域的な歴史体験を提供する取り組みです。
直方市では水町遺跡群と出土遺物を公開
直方市においては、福岡県指定史跡である水町遺跡群を公開するとともに、発掘調査で出土した土器等の遺物を現地で特別公開します。水町遺跡群は、6世紀中頃から7世紀にかけての横穴墓が70基以上確認された大規模遺跡です。史跡の見学とあわせて実際の出土品を間近で見ることができ、当時の暮らしや文化をより具体的に感じられる機会となっています。
各自治体で同時公開される主な古墳
イベント期間中は、各自治体で以下の古墳などが公開されます。
- 桂川町:王塚古墳(国指定特別)
国の特別史跡に指定されている装飾古墳で、騎馬像、武具、幾何学文様などが室内のほぼ全面にわたって描かれています。
- 宮若市:竹原古墳(国指定)
装飾古墳として知られ、人物や龍など多彩な壁画が描かれています。
- 直方市:水町遺跡群(県指定)
6世紀中頃から7世紀にかけての横穴墓が70基以上確認された大規模遺跡です。
- 飯塚市:川島古墳11号墳(県指定)、小正西古墳(県指定)、山王山古墳(県指定)
川島古墳11号墳は色彩豊かな壁画が残る装飾古墳、小正西古墳は大型円墳で多くの埴輪や副葬品が出土した古墳、山王山古墳は横穴式石室を持つ古墳で奥壁に「敲打(こうだ)法」による装飾が確認されています。
- 嘉麻市:沖出古墳(県指定)
前方後円墳で碧玉製の貴重な遺物が出土しています。
- 福智町:城山横穴群(国指定)、伊方古墳(県指定)
城山横穴群は九州最大級の規模を誇る横穴墓群、伊方古墳は地域最大級の横穴式石室を持つ古墳です。
- 田川市:夏吉古墳群(市指定)
田川地域最大規模の古墳群です。
- 大任町:建徳寺2号墳(町指定)
内部が観察可能な横穴式石室です。
- 川崎町:戸山原古墳1号墳(町指定)
保存状態の良い石室構造を持つ古墳です。
直方市会場の開催概要
直方市における開催内容および問い合わせ先は以下の通りです。
- 日時:令和8年10月17日(土)・18日(日) 午前9時30分~午後4時
- 場所:水町遺跡公園(直方市)
- 内容:史跡の公開、文化財担当職員による現地解説、出土土器等の遺物の特別公開(現地展示)
問い合わせ先
- 直方市教育委員会 文化・スポーツ推進課 社会教育係
- TEL:0949-25-2326
- Mail:n-kominkan@city.nogata.lg.jp

本記事は直方市の発表をもとに作成しています。
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