グリーングロース、FIP太陽光由来の非FIT非化石証書で小売電気事業者と相対取引開始
株式会社グリーングロースは、同社がFIP転換および運用を支援する太陽光発電所に由来する非FIT非化石証書について、小売電気事業者との相対取引を開始しました。
同社はこの取引を通じて、環境価値の集約から移転・精算までを一貫して担う流通プラットフォームとして機能します。今後は小売電気事業者への供給に加え、脱炭素経営を推進する需要家企業への直接販売も目指すとしています。
取引の特徴と流通スキーム
FIP制度下での環境価値取引は、複雑な識別管理や契約実務を伴うため発電者単体での取引が困難とされています。同社は発電者と需要側の間に立ち、一連の実務を一気通貫でサポートする体制を構築しました。
取引の概要は以下の通りです。
- 証書供給者:株式会社グリーングロース
- 取引先:小売電気事業者(非公開)
- 対象証書:FIP太陽光発電所由来の非FIT非化石証書(再エネ指定あり)
- 取引形態:相対取引(JEPX市場を介さない直接取引)
- 供給方法:証書発行後、月次で順次口座移転
需要家企業への非化石証書販売を強化
同社は、企業の脱炭素化(RE100対応やSBTi認証など)に対するニーズの高まりを受け、小売電気事業者への卸供給だけでなく需要家企業への販売を強化します。
発電所の属性が紐づいた「トラッキング付証書」を直接供給できる体制を整えるほか、企業の調達時期、必要数量、予算に合わせた長期・短期の相対契約に対応します。さらに、証書単体の取引にとどまらず、生グリーン電力と環境価値をセットで長期調達するコーポレートPPAの組成・支援も検討する方針です。
今後の展望
同社は今回の相対取引を起点に、非FIT非化石証書の販売を拡大していく計画です。再エネ利活用を進める需要家企業や小売電気事業者とのパートナーシップを広げ、再エネ電源の開発・集約、既存発電所のバリューアップ、電力および環境価値の運用・流通を通じて、発電側と需要側をつなぐ再エネバリューチェーンの形成を目指すとしています。
株式会社グリーングロース 概要
- 会社名:株式会社グリーングロース
- 代表者:代表取締役 河野淳平
- 設立:2022年4月22日
- 所在地:
(東京)東京都千代田区神田小川町2丁目4-16 いちご神田小川町ビル9階 (福岡)福岡市中央区大名2丁目6-11 Fukuoka Growth Next
- 事業内容:蓄電池・太陽光開発事業、再エネバリューアップ事業、アグリゲーション事業
- Webサイト:https://greengrowth.co.jp/
本記事は株式会社グリーングロースの発表をもとに作成しています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



