ShakeHands、学生が経営者と5日間過ごす実践型プロジェクトTHE SIDEを展開
株式会社ShakeHandsは、成長意欲や行動力を持つ学生が経営者や起業家、事業責任者のそばで5日間を過ごす実践型プロジェクト「THE SIDE」を本格展開すると発表した。学生が実際の仕事や意思決定に触れる機会を創出する。長期的には、従来の「選ぶ側」「選ばれる側」という新卒採用の構造そのものを変えていくことを目指している。
採用の長期化や早期離職といった課題へのアプローチ
現在の新卒採用はインターンシップの早期化などで長期化・複雑化している一方、採用後の早期離職が課題となっている。厚生労働省によると令和4年3月卒の新規大卒就職者の3年以内離職率は33.8%にのぼるほか、エン・ジャパンが2025年に実施した調査では直近3年間に入社者がいた企業291社のうち57%が入社後半年以内の早期離職があったと回答している。
また、新卒人材への過度な配慮などから現場での指導が難しくなり、学生側も成長できる環境を見極めきれないまま入社するケースが見られる。こうした構造的な課題に対し、同プロジェクトは学生と企業が一定期間を共に過ごすことで、価値観や行動レベルでの相互理解を深めるモデルとして展開される。
経営者の現場に5日間帯同する「THE SIDE」の特徴
THE SIDEでは、学生が経営者などの仕事に帯同しながら、会社で実際に起きている課題をベースにしたMissionに取り組み、最終日にアウトプットや報告会を行う。用意されたケーススタディではなく実際の仕事や課題に触れる点や、互いをよく見せるためではなく普段の仕事や意思決定を共有する点、対等に問い考える時間を重視する点が特徴となっている。
プロジェクトは候補学生の紹介や面談、マッチングを経て、Mission設定と5日間のプログラム設計を行い、帯同と最終アウトプット・振り返りという流れで進められる。
導入企業における組織変革や事業改善の事例
これまでの事例として、婚活パーティープラットフォームを運営する株式会社オミカレでは、若者参加者を増やす施策のMissionに対し、学生が周囲へのアンケートをもとに約60ページのプレゼンテーションを作成した。率直な提案が、経営陣が事業を見直すきっかけとなった。
また、株式会社うるるでは、学生が現場メンバーへのインタビューを通じて経営と現場の認識のずれを提示した。組織課題への提案は経営会議でも議論され、実際の事業・組織改革につながったとしている。

代表コメントと今後の展望

株式会社ShakeHands代表の平井咲子は、人と組織の関係性をフラットに変えたいという思いが原点にあるとした上で、「学生が経営者の隣で仕事を見て、問い、考える。その中で学生が大きく成長することはもちろん、企業側からも『自分たちの方が刺激をもらった』という声をいただいています」と述べている。
同社は今後、プロジェクトの継続的な創出に加え、参加学生同士のコミュニティ形成や企業との成果発表・交流機会、大学・教育機関との連携を進める方針である。
会社概要
- 会社名:株式会社ShakeHands
- 所在地:〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町2丁目2−5 アスコ―ナミエビル 6階
- 代表者:平井咲子
- 事業内容:THE SIDE企画運営/ 採用コンサルティング事業 ほか
本記事は株式会社ShakeHandsの発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



