UPBONDがホテルのフロント業務を代行するAIフロントサポートを提供開始
東京都渋谷区に本社を置く株式会社UPBOND(代表取締役:水岡 駿)は、ホテルのフロントで発生する入力・転記・検索作業をAIとRPAで代行するサービス「AIフロントサポート」の提供を開始しました。あわせて、同サービスの効果を検証する初期導入パートナーの募集も行っています。
訪日外国人が多く訪れるなか、ホテルのフロント業務では効率化が求められています。現場では、PMS(ホテルの基幹システム)の画面を開き、書類や備考を確認しながら手作業で入力する作業が続いており、ホテルやPMSごとに手順が異なるためマニュアル作成やスタッフ教育にも時間を要していました。
従来のシステム連携による自動化にはPMS側の開発が必要となるため、現場での業務改善に着手しにくい状況がありました。
画面の自動操作による業務代行
AIフロントサポートは、スタッフが使用しているPMSの画面をAIが読み取り、同じ手順で照合や入力を行います。PMSへの接続口の作成や設定変更は不要で、スタッフは確認作業のみを行う形になります。
対応可能な作業例は以下の通りです。対応できる作業は、施設ごとにPMSの画面と運用を確認したうえで決定されます。
- 事前に登録された宿泊者の情報を予約と照合してPMSに入力するチェックイン作業
- 予約備考にあるアレルギーや記念日などの要望を顧客備考へ書き写す備考の転記
- 旅行会社から届くExcelやPDFのルーミングリストを読み取り、部屋ごとに名前を入力する団体の受け入れ作業
- つづりや姓名の順番の違いを考慮して候補の予約を表示する海外ゲストの予約検索
また、AIが画面から読み書きを行うため、通常はAPI連携の開発が必要となる事前チェックインの導入も、PMS側の開発なしで行えます。
安全性に配慮した仕組み
現場で安心して試せるよう、以下のような仕組みが導入されています。
- 入力と照合までをAIが担い、導入時は保存・確定をスタッフが行う運用を標準とする
- 設定を停止すれば元の手作業に戻せる
- 予約番号が想定と異なる場合はその場で停止し、入力した値は読み返して照合する
- 外部のAIに氏名や旅券番号を渡さない設計とし、稼働環境も社内に構築する
導入前には、PMSの契約に自動操作を制限する条項がないかを事前に確認します。
初期導入パートナーを先着3社で募集
同社では、効果を検証する初期導入パートナーを先着3社で募集しています。1施設・1つの作業(チェックイン時の入力、備考の転記など)から対象となります。実測データの共同検証と、導入事例としての公表に協力可能な施設が優先されます。
提供内容には、現場に入るエンジニアによる施設での設定と調整、PMS画面に合わせた入力・確認の仕組み、画面変更を検知して停止する監視、運用手順書、成功率・所要時間の実測レポートが含まれます。6項目の確認が揃えば最短で翌営業日に着手し、3ヶ月の実測をもとに継続や拡大、中止を判断する流れとなります。
事前チェックインのプロダクト利用料は施設数に応じて別途提案されます。また、スタッフの確定なしで動かす無人運用は安全確認後に段階的に進めるものとし、3ヶ月以内の実現は約束しないとしています。
詳細および申し込み:https://www.upbond.io/solutions/ai-front-clerk/
株式会社UPBONDについて
株式会社UPBONDは「個の力で、社会をつむぐ」をミッションに掲げ、インバウンド旅行者向けのAgentic Walletインフラを提供しています。認証・決済プラットフォーム「Login3.0」を軸に、ホテルチェックインを入口としたAIエージェントによる旅ナカ体験提案と、ステーブルコインを活用した支払いを一体で提供しています。
- 本社:東京都渋谷区
- 代表取締役:水岡 駿
- お問い合わせメール:biz@upbond.io
本記事は株式会社UPBONDの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



