Dellows News

自分のお墓の準備や検討は約3割 介護ポストセブンの会員4113人調査

株式会社小学館が運営する『介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン』は、『介護ポストセブン』の会員組織『介護のなかま』登録者を対象とした「自身のお墓に関する調査」の結果を発表しました。調査によると、自分のお墓をすでに準備している人は27%、購入を検討している人は6%となり、準備や検討をしている層は約3割にとどまりました。一方、67%は「購入の検討はしていない/わからない」と回答しています。

自身のお墓を準備・検討している人は約3割

「自身のお墓を準備済み、もしくは検討していますか?」という質問に対し、「既に用意している」は27%、「購入を検討している」は6%、「購入の検討はしていない / わからない」は67%という結果になりました。

家族との対話状況を見ると、既にお墓を用意している層では「よく話をしている」(20%)と「少し話をしたことがある」(45%)を合わせて65%が家族と話し合った経験がある一方、検討をしていない層では話し合いの経験がある人は43%にとどまっています。

購入検討層では永代供養墓や納骨堂、樹木葬も候補に

お墓の種類について、既に用意している層では「一般墓」が84%を占め、「納骨堂」が8%、「樹木葬」が5%、「永代供養墓(合祀墓)」が3%でした。

これに対し、購入を検討している層では「一般墓」が32%、「永代供養墓(合祀墓)」が22%、「納骨堂」が14%、「樹木葬」が14%、「まだ具体的には考えていない」が12%となりました。

お墓を選ぶ際に最も重視することでは、既に用意している層は「先祖代々のお墓であること」が34%で最多でした。一方、購入を検討している層では「管理のしやすさ」が25%で最も多く、次いで「価格」(22%)、「継承不要」(22%)、「立地」(20%)、「安心感」(5%)、「先祖代々のお墓であること」(2%)と続いています。「継承不要」を重視する人の割合は、既に用意している層の4%に対し、購入を検討している層では22%となっています。

半数以上が管理に不安を抱える

購入を検討している261人に「お墓の管理に不安はありますか?」と尋ねたところ、「ある」が55%、「わからない」が23%、「ない」が22%となり、半数以上が不安を感じていることがわかりました。

自由回答では、将来的に自分だけで対応できるかという懸念や、管理費などが子どもたちの負担になることへの心配、子孫がいつまで続くかといった声が寄せられました。また、管理を行う寺院や管理会社の将来性について不安視する意見も見られました。

予算感は「わからない」が26%

購入を検討している層のお墓の購入予算は、「わからない」が26%で最多となり、「50万円未満」が25%、「50万~100万円未満」が23%、「100万~200万円未満」が18%、「200万~300万円未満」が5%、「300万円以上」が3%でした。

「購入の検討はしていない/わからない」と回答した人に理由を聞いたところ、「まだ必要な時期ではない」(32%)、「管理が大変そう」(26%)、「費用が気になる」(23%)、「跡継ぎがいない」(21%)、「散骨したい」(18%)が挙げられました。

なお、実際にお墓を既に用意している人の購入費用は、樹木葬を除く全てのお墓の種類で「50万~200万円未満」に回答が集中しています。内訳は「購入していない(先祖代々のお墓)」が52%、「100万~200万円未満」が16%、「50万~100万円未満」が14%、「50万円未満」が7%、「200万~300万円未満」が7%、「300万円以上」が4%でした。

介護ポストセブン・介護マーケティング研究所 編集長の大橋拓哉氏は、すでにお墓を所有している層とこれから検討する層の間で価値観の変化が見られ、検討層では家族への負担を避けるために永代供養や樹木葬など自分たちの代で完結できる供養へのシフトが起きていると分析しています。

調査概要

  • 調査主体:介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン
  • 調査方法:インターネットによるアンケート調査
  • 調査対象:『介護ポストセブン』会員組織『介護のなかま』登録者
  • 調査地域:全国(国内)
  • 調査期間:2026年4月3日(金)~2026年4月21日(火)
  • 有効回答者数:4,113名

本記事は株式会社小学館(介護マーケティング研究所 by 介護ポストセブン)の発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間