近鉄のレストラン列車Les Saveurs 志摩が11月に運行開始へ 9月発売
近畿日本鉄道、近鉄・都ホテルズ、近鉄リテーリングの3社は、車内でフランス料理を提供するレストラン列車「Les Saveurs 志摩(レ・サヴール・しま)」の車両改造工事を完了し、2026年11月1日から運行を開始します。運行開始に先立ち、2026年9月1日10時30分から特設サイトにて一般販売を開始します。



海と光を表現した外観とシーンに応じた座席空間
列車名称の「Saveurs(サヴール)」はフランス語で「味」「風味」を意味し、伊勢志摩の食材が織りなす味わいや、名古屋と伊勢志摩を移動しながら料理を楽しむ旅を表現しています。シンボルマークには、英虞湾のリアス海岸の風景と料理の皿を重ね合わせた意匠が採用されました。







外観は志摩の海や白砂、太陽をイメージした深みのある青と白で構成され、車体色には光の当たり方で色が変化するメタリック塗装が施されています。
全4両編成の車内レイアウトは以下の通りです。
- 1号車(定員10名):ツイン席5卓、車椅子スペース3台、車椅子対応トイレ、女性用トイレ、洗面所、パウダールーム、荷物置場
- 2号車(定員24名):ツイン席10卓、シングル席4卓、荷物置場
- 3号車:キッチン、カウンター
- 4号車(定員16名):サロン席2卓、ツイン席4卓、共用トイレ
4号車は間接照明と革張りの家具調椅子を備えた上質な空間となっており、1・2号車のツイン席は車窓を眺めやすいよう窓に対して斜めに配置され、木目調の仕切りでプライベート感を確保しています。車内設備として、4号車サロン席の通路側を除く全席にコンセントが設置され、無料Wi-Fiサービスも提供されます。
志摩観光ホテル総料理長らが監修する2つの食事プラン
車内で提供される食事は、乗車号車に応じた2つのプランが用意されます。
4号車では、近鉄・都ホテルズが運営する志摩観光ホテルの樋口総料理長が監修する「フレンチコース」が提供されます。熊野地鶏のコンフィとあおさのキッシュ、鮑のテリーヌ、伊勢海老や伊勢まだいを使ったブイヤベース仕立てのパピヨット、三重県産和牛のビーフシチューなど、地域の食材を取り入れた本格的なコース構成です。
1・2号車では、近鉄・都ホテルズが監修する「フレンチ膳」が提供されます。三重県産和牛のパルマンティエ風キャベツのルーローや真珠貝柱とドライトマトのマリネ、伊勢あかりのぽーくのローストポークなど、伊勢志摩の食材を木箱に詰め合わせた料理を楽しめます。なお、食材の入荷状況により料理内容が変更となる場合があります。
運行スケジュールと販売情報
運行は週6日を基本とし、季節によって週7日運行する場合もあります。旅行代金には、近鉄名古屋からフリー区間(伊勢市~賢島間)の乗車券、料理、ウェルカムドリンク、食後のドリンク、諸税が含まれます(その他のドリンクは有料)。
代金は以下の通りです。
- フレンチコース:平日 33,000円 / 土休日 36,000円
- フレンチ膳:平日 19,000円 / 土休日 21,000円
一般販売は2026年9月1日10時30分より「Les Saveurs 志摩」特設サイトで開始され、まずは2026年11月・12月運行分を取り扱います。以降の運行分は、乗車月の3カ月前の1日に1カ月単位で順次販売される予定です。また、旅行会社による専用旅行商品としては、クラブツーリズム等で2026年5月から先行して販売が行われています。
本記事は近畿日本鉄道株式会社、株式会社近鉄・都ホテルズ、株式会社近鉄リテーリングの発表をもとに作成しました。
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