買い物でAIを活用した人の半数が購入を中止・変更 Iteraが意識調査
株式会社Iteraは、全国の18歳から70歳の男女2,000名を対象とした「買い物に関するアンケート」と、EC・通販で生成AIを活用した経験のある300名を対象とした「買い物に関するAI活用のアンケート」を実施しました。
直近1年以内に商品やサービス選びで生成AI・AI検索を利用した人は34.0%に上りました。また、EC・通販でAIを活用した人のうち50.3%が、AIの回答をきっかけに購入をやめた、または別の商品・ブランドに変更した経験があることが明らかになりました。

買い物での生成AI利用経験は3割超 最多ジャンルは家電・ガジェット

直近1年以内に商品やサービスを選ぶ際、ChatGPTやGeminiなどの生成AI・AI検索を使って情報収集をしたことがある人は33.95%(679名)でした。内訳は「何度もある」が19.2%、「1〜2回ある」が14.8%となっています。同社が2026年8月に実施した調査における、転職活動での生成AI利用率26.0%(n=880)や住まい探しでの23.5%(n=507)を上回る結果となりました。



生成AIで調べたジャンルは、「家電・ガジェット」が39.6%で最多となり、次いで「旅行・ホテル」が31.5%、「飲食店」が28.0%と続きました(n=679・複数回答)。また、EC・通販で商品やショップ選びに使ったAIとしては、「ChatGPT」が54.0%、「Gemini」が49.7%挙げられています(n=300・複数回答)。

新たな商品の発見と購入につながる一方、半数が購入を中止・変更


EC・通販でAIを活用した300名のうち、45.7%(137名)が自分では知らなかった商品・ブランド・ショップをAIから提案された経験を持っていました。提案を受けた人のうち76.6%が詳しく調べ、33.6%が実際に購入しています。これはAI活用者全体の15.3%に相当します。


一方で、AIの回答をきっかけに購入をやめた、または別のブランドに変えた経験がある人は合計50.3%(n=300)に達しました(95%信頼区間は44.6%から56.0%)。きっかけとなった情報としては、「評判に関するネガティブな記述」が42.4%で最も多く、「ネガティブなレビュー・口コミの引用」が39.1%、「他の商品との比較で不利な評価」が33.1%と続いています(n=151・複数回答)。
最終判断は公式サイト等で確認 AI上の情報管理が課題に
AIの回答をそのまま判断材料にした人は17.0%にとどまり、83.0%は別の情報源で確認を行っていました(n=300)。AIの回答と公式サイトの情報が食い違った場合に信用するものとしては、「公式サイト」が42.0%、「ECサイトのレビュー・口コミ」が26.3%となった一方、「生成AIの回答」は8.3%でした(n=300)。
また、何らかの金額帯でAIに相談する意向を持つ人は79.7%で、「金額に関係なくAIに相談する」と答えた人は38.7%でした(n=300)。「企業・ショップは生成AIに自社がどう回答されているかを把握・改善すべき」と回答した人は72.0%(n=300)に達しています。
会社概要
- 会社名:株式会社Itera
- 所在地:東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル2F
- 代表者:代表取締役 武藤 尭行
- 設立:2025年12月
- 事業内容:LLMO計測・改善ツール「LLMOチェキ」の開発・提供、LLMOコンサルティング、AIマーケティングSaaSの開発・提供
- コーポレートサイト:https://itera.co.jp
本記事は株式会社Iteraの発表をもとに作成。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



