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倉敷天領夏祭りで盛り上がりを計測、OI-Startがチューブマン活用の実証実験

国立大学法人岡山大学が事務局を務める産学官連携組織「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)」は、倉敷中央通りで開催された「第53回倉敷天領夏祭り」において、「チューブマンと応援!盛り上がり計測」と題した実証実験を行いました。

本実証は、倉敷天領夏祭り実行委員会の協力のもと、岡山大学、ノートルダム清心女子大学、岡山理科大学の3大学の研究室と、OI-Start会員企業のピープルソフトウェア株式会社が連携して実施しました。ビデオカメラで捉えた来場者の動きから会場の盛り上がりを計測し、送風機で動く布製人形「チューブマン」や照明を用いて視覚的に表現することを目的としています。

実証実験は、祭り会場のメインステージ南側で実施されました。会場にはビデオカメラのほか、色を調整できる照明と5体のチューブマンが設置されました。チューブマンは、送風機から送り込まれる風によって全身を大きく揺らす細長い筒状の布製人形です。

当日は、「代官ばやし踊り」や「OH!代官ばやし踊り」が行われる時間帯にシステムを稼働させ、会場の様子を撮影しました。計測結果に応じてチューブマンの動きや照明の演出を変化させる仕組みを試行し、デジタル技術を取り入れた祭りの演出が行われました。

産学連携による専門性を生かした役割分担

今回の取り組みでは、各大学の研究室と企業が専門性を生かして役割を分担しました。

  • 岡山大学(学術研究院環境生命自然科学学域 松田裕貴講師の研究室):撮影・センシングシステムの運用や稼働状況、解析データの確認を担当
  • ノートルダム清心女子大学(情報デザイン学部 鈴木優准教授の研究室):チューブマンや照明を活用した情報表現を担当
  • 岡山理科大学(経営学部 神田將志教授の研究室):今後の発展に向けた効果測定と情報収集を担当
  • ピープルソフトウェア株式会社:倉敷天領夏祭り実行委員会との調整、機材の準備、会場設営、安全管理、広報、来場者アンケートなど実証実験全体の運営を担当

また、各大学の学生もシステムの運用やうちわの配布、来場者への説明、アンケートの収集などに参加しました。

取得データの分析と今後の検証

今回の実証では、多くの人が行き交う実際の祭り会場において、屋外イベントでの盛り上がりの計測と可視化が試みられました。

今後は取得したデータを詳細に分析し、会場内のどのような動きを捉えて計測結果に反映されたのかを検証する予定です。併せて、より適切なセンシング方法や、分かりやすく楽しい盛り上がりの表現方法についての検討が進められます。

本記事は国立大学法人岡山大学の発表をもとに作成しています。

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