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Beyont、TOPPANホールディングスのGX検定を活用した人材育成事例を公開

株式会社Beyontは、TOPPANホールディングス株式会社におけるGX人材育成の取り組み事例を公開した。TOPPANホールディングスでは「GX検定」を活用した段階的な学習体系と現場伴走型の支援を展開し、グループ累計で約1,000名の社員が同資格を取得した。受講後アンケートでは実務活用度が最大88%に達し、営業現場での顧客提案など具体的な事業成果にもつながっているとしている。

制度導入の背景と現場の課題

国内で2050年カーボンニュートラルや2030年度の削減目標に向けた動きが進む中、TOPPANホールディングスは「TOPPANグループ環境ビジョン2050」のもと、温室効果ガス排出実質ゼロを目指すサステナビリティ経営を推進している。

経営方針の浸透を支えるGX人材育成として、同社は2024年度後期より「GX検定」の資格取得推進を開始した。受講枠を「部門教育(各部署の選抜による受講)」と「自己啓発(社員自身の自律的な申請)」の2種類に分けて展開したものの、部門教育の一部社員において「受けさせられている感」が生じ、受講者間でのモチベーションの温度差が課題となった。また営業現場においても社会的背景への理解不足から、提案が価格勝負に留まる傾向があったという。

現場巻き込み型の伴走支援と学習体系の構築

これらの課題に対し、TOPPANホールディングスの人事労政本部人財開発部は、教育制度の設置にとどまらない施策を実施した。

制度導入前には営業・企画・サステナビリティ推進などの主要部署へ直接足を運び、実務での課題や活用イメージをヒアリングして現場の声を施策設計に反映させた。さらに、受講者に対してはシステムの一括通知ではなく進捗に合わせた個別の伴走支援と声かけを行い、受験まで丁寧にフォローした。

人材育成と営業現場での成果

段階的な学習体系と現場伴走の導入により、人材育成と営業現場の双方で成果が創出されている。

GX検定取得後のアンケートでは、学んだ知識を実務に「活用できる」との回答が初級(ベーシック)で84%、中級(アドバンスト)で88%に達した。グループでの累計資格取得者は約1,000名となり、有価証券報告書等にも実績として掲載されている。

営業現場では「CO2削減率」などの具体数値と社会的根拠を伴った提案への転換が進み、コンペ獲得など「環境貢献」を軸とした成果につながっている。また、初級導入後に「より実践的なアドバンストレベルも学びたい」という声が社内から上がり、中級(アドバンスト)へのステップアップも広がっている。

TOPPANホールディングスは今後、資格取得者の実務活用事例を社内イントラネット等で全社へ横展開し、現場での実践化を推進する方針としている。

株式会社Beyont 会社概要

  • 設立:2018年
  • 代表取締役社長兼CEO:田原 眞一
  • 所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目40-5
  • URL:https://beyont.jp
  • 事業内容:AI事業(AI開発・実装、人材育成・組織開発、定着・運用支援)、GX事業(戦略策定、人材育成、GX検定の企画・運営)、量子事業(量子コンピューティング関連サービスなど)

本記事は株式会社Beyontの発表をもとに作成。

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