freeeのMCPサーバーがfreee業務委託管理に対応 AIで発注状況確認が可能に
freee株式会社は、AIエージェントから各種APIを直接操作できるMCPサーバー「freee-mcp」が、OSS版・リモート版を含めて「freee業務委託管理」に対応したことを発表しました。これにより、外部システムとのデータ連携が可能になるほか、日常的に利用しているAIエージェントを通じて自然言語で自社の業務委託データを確認できるようになります。
業務委託管理における手作業の削減と情報把握の迅速化
業務委託管理では、稟議、契約、発注、請求などのデータが複数システムに分散していることから、二重入力や目視による突合作業、CSVファイルを介した連携が発生していました。また、システムごとにデータの更新時期や管理方法が異なるため、最新情報の確認や入力内容の修正が必要となっていました。取引先や発注件数の増加に伴うオペレーションコストの増大や、業務委託費および発注状況を横断的に把握しづらい点も課題となっていました。
今回の対応により、AIエージェントを介して必要なデータを参照・活用できる環境を構築し、手作業の削減と迅速な情報アクセスを図ります。今後はデータの閲覧だけでなく登録や編集ができるAPIの拡充を予定しており、自律型AIエージェントによるタスクの自動作成や請求情報の自動取得を通じて、バックオフィスの自動化を目指すとしています。
12領域目の連携でPublic API数は522件に拡大

freee株式会社は2026年3月に「freee-mcp」を公開し、会計や人事労務をはじめとする11領域でAI連携を進めてきました。
今回、12領域目として受注者との契約・発注・請求・支払を一元管理する「freee業務委託管理」が対応したことで、freeeが提供するPublic API数は522件(2026年10月2日時点)となりました。これにより、複数システムに分散していた業務データをAIエージェントが横断的に参照・活用できるようになります。
自然言語による状況把握とレポーティングへの活用
「freee業務委託管理」に対応した「freee-mcp」では、AIエージェントと自然言語でやり取りすることで取引や発注状況を確認できます。「あの案件の発注状況はどうなっているか?」「今月の予算消化見込みは?」と質問することで、必要な情報を引き出すことが可能です。
また、経理担当者や経営者、事業責任者が外注に関わる調査・集計・レポーティングを行えるようになり、CSVエクスポートや手動での再集計作業の削減につながるとしています。
freee株式会社の概要
- 会社名:freee株式会社(商号:フリー株式会社)
- 代表者:CEO 佐々木大輔
- 設立日:2012年7月9日
- 所在地:東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
- 企業URL:https://corp.freee.co.jp/
本記事はfreee株式会社の発表をもとに作成。
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