StartSphere Taipei 2026開幕 日台のエンタメテック企業が集結
台北市政府産業発展局が主催するスタートアップイベント「StartSphere Taipei 2026」が、9月3日に瓶蓋工場台北製造所(POPOP TAIPEI)で開幕した。今年で3回目を迎え、「Beyond Limits, Prompt the Future」をスローガンに、日本、韓国、タイ、インドネシア、ベトナム、シンガポール、アメリカ、マレーシアの8カ国から約30名の産業リーダー、スタートアップ関係者、投資家が集結している。会場では5つの国際フォーラムやカルチャーテック・イノベーション展示、スタートアップショーケースを通じて、エンタメテック分野における国際連携と市場展開のためのプラットフォーム構築が進められる。
台湾企業がXRやAI、映像関連の技術と制作事例を展示
会場では、台湾の参加企業やチームがハードウェア開発からコンテンツ制作、インタラクティブ体験に至る技術を披露している。佐臻科技(JORJIN TECHNOLOGIES)はAIを搭載したARスマートグラスと空間コンピューティングの応用技術を紹介し、NyamyamはMR技術を活用したイマーシブゲーム、NAXS Studioは台湾・デンマーク・ドイツの国際共同制作によるVRシアター作品を公開。Optiqbは裸眼3D技術を日常的なディスプレイデバイスへ取り入れた活用方法を展示している。
映像分野では、GrX Studios、兔将創意(TWR Entertainment)、夢想動畫(MoonShine Animation)がAIを活用した作品やVFX、バーチャルプロダクションの実践事例を紹介。GameWorks Venturesはゲームの共同制作やプロダクト開発、市場開拓の観点から、台湾のゲームチームが国際市場へ進出する成長プロセスを取り上げている。また、台湾文化部主導の文化内容策進院(TAICCA)や、台湾XRスマート産業発展協会、台湾AI・VR/AR協会(TAVAR)なども参加し、産業リソースの結集や国際展開の支援を行っている。
日台の産業プレイヤーと国際投資家による交流と議論
国際フォーラムでは、没入型技術、コンテンツとIP、ゲーム、投資などに焦点を当て、日台双方の企業による対話が実施される。日本からはSony Ventures Corporation、HIKKY、Bandai Namco 021 Fund、Sony Music Entertainment Japan、YOAKE Entertainmentなどが参加。台湾のXR・ARハードウェア企業やイマーシブコンテンツ事業者のほか、KKBOX、柒拾陸號原子(Studio76)、GameWorks Venturesなどのコンテンツ・音楽・ゲーム関連企業と知見を共有する。ベトナムのVNGをはじめとするアジア企業の市場知見も交え、エンタメテック製品を国際展開するための道筋を検討する。
資本戦略に関する議論では、Sony Ventures Corporation CEOのKaz Hadano氏、Twitch共同創業者のKevin Lin氏、Rotten Tomatoes共同創業者のPatrick Lee氏、Kejora CapitalマネージングパートナーのAndy Zain氏が登壇。プラットフォームの成長やコンテンツサービス、資本戦略の視点から、スタートアップの事業拡大や海外展開の可能性について意見を交わす。
- イベント名:StartSphere Taipei 2026
- 開催期間:9月3日〜4日
- 会場:瓶蓋工場台北製造所(POPOP TAIPEI)
- 主催:台北市政府産業発展局
本記事は台北市政府産業発展局の発表をもとに作成。
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