日経BPが2031年テクノロジー期待度ランキング発表 1位は量子コンピューター
東京都港区に本社を置く株式会社日経BP(社長CEO:井口哲也)は、日経BP 総合研究所が実施した「5年後の未来に関する調査」に基づき、ビジネスパーソンが期待する「2031年のテクノロジー期待度ランキング」を発表しました。調査では、5年先の近未来に向けて世界が変わるような技術への期待が高い傾向が明らかになりました。また、本ランキングにエントリーされた技術を含む新刊書籍『日経テクノロジー展望2027 世界を変える100の技術』が発行されています。

2031年に期待される技術トップ3
ビジネスパーソン271人を対象に、2031年においてビジネスの拡大や新規創出の視点から重要性が高いと思われる技術を調査した結果、上位には以下の技術が選ばれました。
第1位となったのは「量子コンピューター」(期待度 55.0%)です。激増するデータ処理需要や従来の計算限界を解決する技術として、実用化を見据えた支持を集めました。


第2位は「フィジカルAI」(期待度 53.5%)です。ロボットや機械を通じて現実の世界を物理的に動かすAIの進化であり、工場や建設現場における人手不足を解消する技術として挙げられています。
第3位は「無人運転」(期待度 43.5%)です。車両の制御を全面的にAIが担うE2E(End-to-End)自動運転であり、移動手段に関する従来の概念を覆す社会インフラとして位置づけられています。
なお、4位以下には「全固体電池」「光電融合」「ライブ翻訳」「デジタル治療」などがランクインし、自律化・高速化・省電力化を目指した技術革新が期待されています。
2026年と2031年における意識の変化
調査では、2026年現在と5年後の2031年とで期待される技術の傾向に変化がみられました。

2026年の足元では、1位「フィジカルAI」(60.5%)、4位「ライブ翻訳」(50.9%)、5位「顔認証決済・乗車」(44.3%)など、既に検証が進み日々のビジネスや生活の利便性を直接アップデートする実用的な技術が評価されています。
これに対し、5年後の2031年を見通した調査では、1位の「量子コンピューター」をはじめ、「無人運転」(3位)、「ヒューマノイド」(10位)、「宇宙データセンター」(15位)、「地球デジタルツイン」(29位)など、現在の世界の限界を突破し、社会システム全体を自律化・高度化する技術へのシフトがみられます。
書籍『日経テクノロジー展望2027 世界を変える100の技術』の概要
日経BPは、期待度上位30位までの技術ランキングや、最先端技術合計100選の解説をまとめた書籍を発行しています。IT・エレクトロニクス・建設・医療・モビリティーなど多岐にわたる専門誌の編集長や総合研究所の専門家約50人が厳選した注目技術を7分野に分けて解説しています。
- タイトル:日経テクノロジー展望2027 世界を変える100の技術
- 編著:日経BP
- 発行:日経BP
- 発行日:2026年9月16日
- 仕様:A5判 / 320ページ / オールカラー
- 定価:2970円(10%税込)
- ISBN:978-4-296-21076-3
- 書籍URL:https://bookplus.nikkei.com/atcl/catalog/26/09/01/02767/
本記事は株式会社日経BPの発表をもとに作成しました。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



