西尾市がナックなど3社と災害時における飲料水等の優先供給に関する協定を締結
愛知県西尾市は、令和8年11月5日の津波防災の日に、株式会社ナック、吉良オイルセンター株式会社、株式会社クリクラ東海の3社と「災害時における飲料水等の優先供給に関する協定」を締結しました。南海トラフ地震などの大規模災害時に、宅配水クリクラの飲料水やウォーターサーバーを避難所などへ優先的に供給する体制を確保し、長期化する避難生活への備えを進めます。
官民連携による災害時の安定的な飲料水確保
南海トラフ地震などの大規模災害においては、広範囲に及ぶ断水や避難生活の長期化が懸念されています。
西尾市では、保存水の備蓄をはじめ飲料用耐震性貯水槽の整備や応急給水体制の確保を進めていますが、災害時における飲料水の安定的な確保には民間事業者との連携が重要とされています。今回の協定は、市内でクリクラの配送を担う吉良オイルセンター株式会社から申し出があり、株式会社ナックとともに協定締結の提案を受けたことが契機となりました。
3社の役割分担と避難所への供給体制
本協定のもと、西尾市からの要請に応じて3社が連携し、飲料水とウォーターサーバーを優先供給します。
各社の役割は以下の通りです。
- 株式会社ナック:西尾市からの要請受付及び供給調整
- 株式会社クリクラ東海:飲料水等の製造・供給
- 吉良オイルセンター株式会社:避難所等への飲料水及びウォーターサーバーの配送
吉良オイルセンター株式会社が被災するなど配送が困難な状況になった場合には、他のクリクラ加盟店による配送も想定されています。
大規模災害の発生時には、支援物資が集積拠点に届いた後、各避難所へ運ぶ「ラストワンマイル」の輸送が課題となるケースがあります。
今回の取り組みでは、全国に製造・配送拠点を持つクリクラの供給体制と地域密着型の加盟店配送網を組み合わせ、避難所などへ直接配送する仕組みを整えます。これにより物資輸送の負担軽減を図るとともに、ウォーターサーバーの活用を通じて避難所の生活環境改善にもつなげていく方針です。
平時からの防災啓発活動も展開
協定を結んだ吉良オイルセンター株式会社は、11月8日に開催される西尾市の防災訓練で防災啓発ブースを出展し、飲料水のローリングストックについて紹介する予定となっています。西尾市は、災害時の供給体制強化に加え、平時からの啓発活動を通じて官民連携による地域防災力の向上に取り組むとしています。
協定締結式の概要
締結式の詳細は以下の通りです。
- 日時:令和8年11月5日(木)午後4時30分から
- 場所:西尾市役所 市長室(応接室1)
- 協定名:災害時における飲料水等の優先供給に関する協定
- 協定締結者:西尾市、株式会社ナック、吉良オイルセンター株式会社、株式会社クリクラ東海
本記事は西尾市の発表をもとに作成されています。
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