日本小児矯正研究会が歯科医師向けセミナーを開催、費用解説コラムも公開
一般社団法人日本小児矯正研究会は2026年10月22日(木)、歯科医師向け無料オンラインセミナー「小児の『機能』と『歯列』を治せる」を開催した。全国から200名が参加し、小児期の口腔機能や歯列に関する知見が共有された。あわせて、治療にかかる費用や装置の進化を取り上げた保護者向け専門家コラムの10月後編も公開されている。
小児の機能と歯列に関するセミナーに200名が参加
セミナーでは、日本小児矯正研究会 指導医でかずの歯科小児歯科 院長の数野英文が講師を務め、統括指導医の花田真也が司会・質疑応答を担当した。

講演では、小学1年生で来院した子どもの通院が途絶え、4年後に永久歯が生えそろって治療負担が大きくなった事例などが紹介された。かかりつけ歯科医が歯並びの変化へ早期に気づくことの重要性や、装置による拡大だけでなく「しっかり噛む」ことで歯が正しい位置に落ち着く点、治療を終える目安を9歳までとする考え方が示された。
当日の模様は、公式サイトにて開催レポートとして公開されている。
- セミナー概要
- テーマ:小児の「機能」と「歯列」を治せる
- 開催日時:2026年10月22日(木)20:00〜21:30
- 開催形式:ZOOMオンラインセミナー(参加無料)
- 講師:数野 英文(かずの歯科小児歯科 院長/日本小児矯正研究会 指導医)
- 参加者数:200名
- 対象:一般歯科医師で小児矯正に関心のある方など
- 開催レポート:https://jsro.jp/leaning/20261023/
治療費用や開始年齢を解説した専門家コラムを公開
同研究会は月2回配信している保護者向け専門家コラムの10月後編を公開した。「矯正は100万円」という費用の相場を踏まえ、治療を始める年齢による装置費用の平均変化などについて具体的な数字を用いて解説している。
- コラム概要
- テーマ:早く始めると、費用も小さくすむことが多い──7〜9歳の治療と、装置の進化
- 執筆者:日本小児矯正研究会 副理事長 米﨑 美桜(若林歯科・愛知県豊田市)
- コラムURL:https://jsro.jp/leaning/20261020/
装置の構造見直しと保護者向けコンテンツの配信
子どもの矯正で用いられる「拡大床(かくだいしょう)」は、装置のネジを家庭で回して歯列を広げる取り外し式の装置であり、10歳未満の場合は保護者がネジを回す役目を担ってきた。この仕組みは約100年変わっていなかったが、2026年6月の第5回全国大会において、統括指導医の花田真也から原理を見直した新装置「オルソエース(OrthoACE)」が発表された。
研究会では2026年3月より保護者向け専門家コラムを継続配信しているほか、家庭で活用できるコンテンツも提供している。
- 関連情報
- 全国大会広報レポート:https://jsro.jp/leaning/20260728/
- 子どものお口育てカレンダー:https://jsro.jp/oralcare-calendar/


一般社団法人日本小児矯正研究会について
東京都新宿区に拠点を置く一般社団法人日本小児矯正研究会(代表:杉岡真一)は、発育期の成長を活かした口腔医療の普及を目的に活動している。歯科医療従事者向けのセミナーのほか、一般向けの情報発信を行っている。
- 組織概要
- 団体名:一般社団法人 日本小児矯正研究会
- Web:https://jsro.jp/
- 問い合わせ先:koho@jsro.jp
本記事は一般社団法人日本小児矯正研究会の発表をもとに作成されています。
ビジネスパーソンの課題解決と納得感にこだわるDellows News編集部。キャリア論からAI、健康法まで幅広い分野に対応し、複雑なテーマでも平易な言葉で丁寧に解説。読者が「明日から使える」知識やヒントを得られるよう、具体的な事例・データ・専門家の見解を交えて執筆。情報を整理し、納得感ある記事づくりを心がけています。



