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自然教育園と三菱商事、ひょうたん池で約20年ぶりのかいぼりを12月に実施へ

国立科学博物館附属自然教育園は、三菱商事株式会社との連携プログラムとして、令和8年12月6日(日)に園内の「ひょうたん池」で約20年ぶりとなる「かいぼり」を実施します。

「かいぼり」は池の水を抜いて天日干しを行い、外来種の防除や水質浄化、生物多様性の向上を図る日本の伝統的な池の管理手法です。当日は中学生以上の一般参加者とともに泥の中に潜む魚などの生きものを捕獲・保護する「生きもの救出作戦」を行うほか、天日干し期間中にも水辺の環境保全を体験・学習できる関連イベントを展開する方針です。

大都会の天然記念物の森で約20年ぶりの水質改善・生態系再生へ

港区白金台に位置する国立科学博物館附属自然教育園(園長:真鍋真)は、国指定の天然記念物および史跡に指定されています。園内にある「ひょうたん池」でのかいぼりは約20年ぶりとなり、水質改善や水辺生態系の再生を目指します。

本取り組みは、企業の社会貢献活動と国立科学博物館の知見を掛け合わせ、地域社会や市民とともに貴重な自然を守り、次世代へ環境教育の場を提供する持続可能な取り組みとして進められます。

市民参加による「生きもの救出作戦」と在来種の保護

令和8年12月6日(日)に開催される「自然教育園でかいぼり~ひょうたん池編~」では、水を抜いて水位が下がった池で、参加者全員が協力して残った水たまりの生きものを捕獲します。捕獲した生きものは在来種と外来種に仕分けして種類や数を記録し、在来種は昨年度かいぼりを完了している水生植物園に放流します。

捕獲した生きものは展示ブースで公開され、自然園ボランティアや専門スタッフによる解説が行われます。普段は立ち入ることができない池に入って泥に触れ、生きものを観察することで、楽しみながら水質浄化や生物多様性向上の意義を学びつつ、生きものの生息場所を守る保全活動につなげます。

イベントの参加対象や募集に関する詳細は以下の通りです。

  • 対象:中学生以上
  • 日程:令和8年12月6日(日)9:15~13:00(雨天予備日:令和8年12月13日(日)9:15~13:00)
  • 定員:20名(応募者多数の場合は抽選)
  • 参加費:50円(保険料)※入園料(一般320円、高校生以下・65歳以上は無料)は別途必要。見学のみの場合は通常の入園料が必要、参加費(50円)は不要
  • 申込方法:Web
  • 募集期間:令和8年11月3日(火)10時~19日(木)23時
  • イベント詳細URL:https://ins.kahaku.go.jp/event/nid00005727.html

天日干し期間中の水辺保全作業も予定

水を抜いた後の池底では、水質浄化や埋土種子(土の中に眠る水草のタネ)の発芽を促すため、泥の掻き出し作業などが実施される予定です。池底にたまった泥(ヘドロ)を掻き出して富栄養化の原因物質を取り除き、掻き出した泥をトロブネ等に入れて園内に設置することで埋土種子からの水草の復活を促します。

この市民協働の保全イベントは令和9年2〜3月頃の開催に向けて準備が進められており、実施内容やスケジュールの詳細は令和9年1月頃にホームページへ掲載される予定です。

本記事は国立科学博物館附属自然教育園の発表をもとに作成しました。

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