Dellows News

eWeLLが医療創生大学で初の訪問看護ICT実学講義 看護DX人材の育成へ

株式会社eWeLLは2026年10月27日、医療創生大学の看護学科2年生を対象に「訪問看護ICT実学講義」をオンラインで実施しました。同大学での開催は今回が初めてとなります。

授業「地域ケアシステム論」の一環として無償で105分間行われ、訪問看護の現場における情報共有やICTの安全な活用について、電子カルテの画面実演を交えて解説されました。

講義を企画した背景と目的

在宅医療では患者の病状など慎重な取り扱いが求められる個人情報を扱うことから、学生が情報セキュリティやICT活用の基礎を学び、3年次の在宅看護実習に備える機会として企画されました。

福島県いわき市に本部を置き、看護・薬学・リハビリテーションなど医療分野の人材を育成する医療創生大学では、在宅でのケアを支える地域ネットワークや多職種連携を学ぶ授業の一環として本講義を初導入しました。ICTを積極的に活用できる看護DX人材の育成を目指しています。

医療創生大学看護学科の前川一恵教授は、地域包括ケアシステムを構築する多職種連携を学ぶ一環として、実習前の学生がDXを用いた現場の仕組みを学修することを目的に導入したとしています。

画面実演を交えた実践的な講義内容

講義では、よく知られる企業が2026年9月以降に公表した情報漏えいの事例を取り上げ、医療情報を扱う際のリスクとセキュリティ対策を解説しました。訪問看護専用電子カルテ「iBow」の多要素認証を例に、情報を守りながら共有する仕組みも紹介されました。

ICTを活用した看護業務事例として、「iBow」の画面を用いた訪問情報の確認や記録方法、職員間の共有、AIを活用した訪問予定・ルートの作成支援機能が披露されました。さらに、電子カルテに蓄積したデータを活かし、生成AIが訪問看護計画書や報告書の下書きをワンクリックで自動作成する様子を実演したほか、AI任せにせず専門職の判断のもとで活用する重要性も説明されました。

講義後、前川一恵教授は「学生は在宅の現場でのICTの重要性を理解する機会となりました」とコメントを寄せています。

eWeLLが提供する看護教育支援プログラム

eWeLLが無償で提供する「iBow看護教育支援プログラム」は、看護学生が臨地実習や就職を迎える前に、業務の流れやICT活用について理解を深めることを目的としています。全国の看護学部を持つ大学・看護学校など、累計30校・8,000人以上の学生に提供されています。

全国3,700以上の訪問看護ステーションで利用されている電子カルテ「iBow」等を教育目的で提供し、模擬データを使った演習環境を整えることで、学生が実際のICTに触れる機会を支援しています。

講義概要と企業情報

今回の講義概要は以下の通りです。

  • 実施日:2026年10月27日
  • 大学:医療創生大学
  • 授業名:地域ケアシステム論
  • 対象:看護学科2年生
  • 実施形式:オンライン
  • 講義時間:105分
  • 内容:訪問看護におけるICT・情報セキュリティ、業務の流れ、業界背景、事業の成り立ち、多職種連携、電子カルテ画面・AI活用の実演

株式会社eWeLLの概要は以下の通りです。

  • 社名:株式会社eWeLL
  • 上場市場:東京証券取引所グロース(5038)
  • 代表者:代表取締役社長 中野剛人
  • 本社:大阪市中央区久太郎町4-1-3 13F
  • 設立:2012年6月11日
  • 事業内容:在宅医療分野における業務支援事業(「iBow」等のSaaS型業務支援ツールの提供、診療報酬請求業務代行サービスなど)
  • URL:https://ewell.co.jp

本記事は株式会社eWeLLの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間