GX-ETSセミナー申込者の約6割が対象外と判明 FIYが参加者データを分析
脱炭素・GX・カーボンクレジット専門メディア「CaboCre(カボクレ)」を運営する株式会社FIYは、2026年10月29日(木)に開催した「GX-ETS実務セミナー2026」第1回の参加者データを分析しました。分析の結果、申込者の約6割が排出量取引制度(GX-ETS)の「対象外」の企業・実務者であることが分かりました。あわせて同社は、2026年11月19日(木)に開催する第2回「排出量算定・データ管理の実務」の参加申込を受け付けています。
申込者の約6割がGX-ETSの対象外
セミナー申込者137名のうち、GX-ETSの「対象事業者」は37名(27%)にとどまり、「対象ではない」が84名(61%)、「分からない」が11名(8%)という結果になりました(対象区分の回答が確認できたのは132名で、残り5名は未回答。割合は申込者137名を母数として算出)。区分は申込時の自己申告に基づき、割合は小数点以下を四捨五入しています。

GX-ETSは、前年度までの直近3年度におけるCO2直接排出量の平均が10万トン以上の事業者を対象とする制度です。一方、対象ではないと回答した参加者には、取引先からGHG排出量の算定を求められている企業や、算定・検証を支援する立場の実務者も含まれており、算定・報告への関心は対象事業者の外にも広がっています。

調達予算は約9割が予定なしまたは未定
終了時アンケートの回答者35名による排出枠やクレジットの調達予算についての集計では、「予定なし」が19件、「未定・情報収集中」が12件となり、合わせて約9割(31件/35件)に達しました。「確保済み」は2件、「2027年度予算で検討中」は2件となっています。制度の運用が始まる一方で、予算が具体化していない、あるいは現時点で調達予定がない企業が大半を占めました。この結果を受け、2026年12月17日(木)に予定する第3回セミナーでは「GX予算の社内の通し方」を取り上げる予定です。
なお、役職別の出席傾向、対象事業者の対応段階、関心のあるクレジット創出類型などの詳細集計は、CaboCreが2026年11月に開始を予定している実務担当者向けの会員制コミュニティ(審査制)の会員向けに提供されます。
第2回セミナー「排出量算定・データ管理の実務」を11月19日に開催
第1回申込時の事前質問が算定の精度と検証の実務に集中したことを受け、第2回は「算定と検証」を取り上げます。検証の現場を知るGHG主任検証人と、算定を支援するクラウドサービスの実務者が実例を交えて解説します。
- 名称:GX-ETS実務セミナー2026 第2回
- テーマ:排出量算定・データ管理の実務
- 日時:2026年11月19日(木)13:00〜15:00
- 形式:オンライン(Zoomウェビナー)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 申込締切:2026年11月13日(金)
- 主催:CaboCre(株式会社FIY)
- 申込URL:https://carbon-credit.co.jp/LP/event-2611-gxets
- プログラム内容:BSIグループジャパン株式会社 GHG主任検証人 内藤 成一 氏による講演「検証で指摘される算定データの不備:現場の実例」、講演「算定・データ管理体制をどう作ったか:対象事業者の実例」(登壇者は決定次第発表)、e-dash株式会社 沖野 聖史 氏およびBSIグループジャパン株式会社 内藤 成一 氏ほかによるパネルディスカッション「Excelか、ツールか、外注か」、質疑応答(プログラム・登壇者・演題は変更になる場合あり)
お申し込み者にはアーカイブ配信の特典が用意されています。
今後のセミナー予定と株式会社FIYの概要
「GX-ETS実務セミナー2026」は、GX-ETSの対象事業者に向け、届出後の実務を段階ごとに解説する月次の実務特化型セミナーです。今後は、2026年12月17日(木)に「GX予算の社内の通し方」、2027年1月28日(木)に「2027年 制度カレンダー総ざらい」が予定されています。
株式会社FIYの会社概要は以下の通りです。
- 所在地:東京都北区赤羽1-7-9 赤羽第一葉山ビル4F
- 代表者:代表取締役 宗 敬大
- お問い合わせ:info@carbon-credit.co.jp(株式会社FIY CaboCre GX-ETS実務セミナー事務局)
本記事は株式会社FIYの発表をもとに作成しました。
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