Dellows News

生成AIのドラッグストア調査、言及率はウエルシア引用率はマツモトキヨシが首位

株式会社プレティアジャパンは、ドラッグストア10チェーンを対象に主要5つの生成AIへの質問調査を実施し、その分析結果を発表しました。日用品や医薬品などを購入する際の条件を想定した80問を設定し、有効4,433回答を分析したところ、AI回答内でのチェーン名の言及と公式サイトの引用元選定で傾向が分かれる結果となりました。

全80問を対象とした集計では、ブランド名の言及率でウエルシアが75.7%を記録して首位となり、マツモトキヨシの70.9%、スギ薬局の53.1%が続きました。一方で、AI回答が公式サイトを情報源として引用した割合を示す公式サイト引用率では、マツモトキヨシが22.8%で首位となり、ウエルシアの13.0%、ツルハドラッグの7.5%を上回りました。

質問意図を「価格・お得さの比較」に絞った20問(有効1,112回答)の集計では、ウエルシアの言及率が88.0%(979回答)に達し首位となりました。同カテゴリーの言及率では、マツモトキヨシが76.5%、サンドラッグが62.7%、スギ薬局が59.1%、コスモス薬品が55.1%で続いています。

これに対し、「価格・お得さの比較」における公式サイト引用率ではマツモトキヨシが17.6%(196回答)で最も高く、ウエルシアは9.4%(104回答)にとどまりました。同じ相談領域であっても、名称の登場頻度と情報源としての引用頻度で首位が分かれる状況がみられます。

相談内容によって変化する公式サイトの引用傾向

他の質問意図においても、各チェーンの数値に違いが生じています。「悩み・用途別の購入先」を想定した質問では、マツモトキヨシの公式サイト引用率が30.7%(341/1,110回答)を記録しました。

また、「利便性・購入条件」を扱った質問における公式サイト引用率は、マツモトキヨシが23.5%、ウエルシアが19.5%、ツルハドラッグが16.0%、サンドラッグが15.5%という順位でした。プレティアジャパンは、AI回答で名前が挙がる頻度と公式サイトが情報源として引用される頻度は分けて捉える必要があるとしています。なお、本調査は設定した質問に対するAI回答を集計したものであり、公式サイトの引用率はサイト流入や購入、売上への効果を直接示すものではないとしています。

調査の概要

  • 調査対象チェーン:ウエルシア、マツモトキヨシ、スギ薬局、サンドラッグ、ツルハドラッグ、コスモス薬品、クスリのアオキ、クリエイトSD、ドラッグセイムス、トモズ
  • 対象AI:ChatGPT、Gemini、Copilot、Google AI Mode、Google AI Overview
  • 調査日:2026年11月2日~11月3日
  • 質問設計:80問×5AI、計画4,800回答/取得4,480回答/有効4,433回答(除外47回答・未取得320回答)
  • 質問意図:品揃え・購入先選び/悩み・用途別の購入先/価格・お得さの比較/利便性・購入条件(各20問)
  • 質問形式:キーワード16問/曖昧な自然文32問/具体的な自然文32問
  • 計測・集計:株式会社プレティアジャパン

本調査のランキングは、調査対象の質問とブランド名・公式URLの判定ルールに依存しており、市場シェアや売上順位、企業全体の品質評価を示すものではありません。

本記事は株式会社プレティアジャパンの発表をもとに作成しました。

アクセスランキング

今日

1週間